修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2007.08.13
ハンダ付けとは、固体金属と固体金属の間に、両者の金属よりも融点の低いハンダを溶かし、毛細管現象により接合させ、被金属とハンダ間に金属化合物(合金)が生じる現象をさす。
まあ~、このような堅苦しい説明になります。
ハンダ付けをするに当たっての注意点として
ハンダ付け後の良否の判定として
間違っても、お手盛りならぬ、盛りハンダをすると中島誠之助氏より「いけませんね!」と言われてしまいますヨ。
紹介するハンダは日本アルミット社製で1979年6月NASAのスペースシャトルに“KR-19RMA”が採用されました。
接合部には、僅か1gの余分なハンダも許されないのです。
http://www.almit.co.jp/J-index.html
スペースシャトルを飛ばしているのは、日本の技術力と思うと誇らしくなります。
塩素を含むハンダを使用しますと、腐食が起こり故障の原因となります。
旧修理部でも、日本アルミット社製のハンダを常用とし、修理後の品質に勤めておりました。
音響製品のカスタマイズをされる方々も多々あると思います。
その節は、多少割高ですが日本アルミット社製を使用することを勧めます。
そして、ホルストの惑星に耳を傾ければシャトルの中の演奏会です。
日本橋店中古売場 田口由明
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