修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2007.09.13
始めてカメラGETに修理の手引き(2002年2月第14号)を執筆したのがオリンパスペンSであった。
さわるなと解説した絞り羽根の清掃の相談が舞い込んだのだ。
齢は重ねたが記事は新鮮さを失っていない。鼻の奥が熱くなる。
純粋に機械いじりを楽しみたいと相談があっても、今の職場では対応が難しい。
教材は無いし、画像ソフトも無い、まして画像が無く文字のみの修理指針では真意は伝わらない。
回答に時間が欲しい旨を担当者に連絡をするが、相談事に回答していないとの督促が相談室より入る。
考えた末、自分のペンSで作業指針を作成し対応とした。
相談事が起きたのならば、同じ相談事が複数起きても不思議ではない。
ここに作成した作業指針をpdfファイルとして公開することとした。
(補講授業の一部画像)
ペンSの絞り羽根簡易清掃の詳細は、下記アドレスで閲覧をしてください。
http://www.kimura-camera.co.jp/topics/pen-s.pdf(該当のPDFはリンク先で掲載を終了しておりましたのでリンクを削除いたしました)
あくまでも、自己責任ですぞ!!
カメラは、そのレンズを通してフィルムに写すだけでなく、そのカメラ本体にも何かを写し、蓄積していくもののように思います。
自己修繕され末永くご使用されることを希望しております。
日本橋店中古売場 田口由明
あなたの大切なお写真の現像・保存・プリントは写真専門店カメラのキタムラにおまかせください。