修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2007.09.25
ブログ表題「ルチンまるごと」の中で蕎麦菜を育てませんかと呼びかけた。
差し上げた殆どの方は「蕎麦を食するが蕎麦菜はないヨ!」が返ってくる。
「私の田舎の蕎麦の白い花は良いね!」と古里を懐かしむ方もいる。
育て方はと聞かれプランターに花の種を蒔く如くで特別な扱いは無い旨を説明し、1週間目に「カイワレダイコン」状態でサラダに、2週間目でおひたしや胡麻和えにと話す。
都会でも育つかな~楽しみだな~と帰られた。
蕎麦の実を持ち帰られたお客様が「育ちましたよ!」と蕎麦菜を持参し金曜日に来店した。
今朝、パンに挟んで食べました。カイワレダイコンと違い辛味が無く美味しいと話す。
喜んで頂けたのは何よりである。
今度は。「おひたしにしてみよう」「花も楽しみたいね」と屈託がない。
たまさか都会で野菜を育て、食べるとは思わなかったのであろう。
内山田洋とクール・ファイブ の東京砂漠 の歌詞に「 ビルの谷間の 川は流れない。
ひとの波だけが 黒く流れて行く ... 陽はまた昇る この東京砂漠」とある。
陽が昇れば蕎麦は育つ。殺伐とした東京砂漠の中でベランダに咲く白い蕎麦花がせめてもの癒しとなる事を願う。
「高嶺ルビー」和名ベニバナソバ(紅花蕎麦)と言う品種、主に観賞用に植えられている。
蕎麦粉としての歩留まりは悪いが蕎麦粉が採れ、打ち上げた蕎麦は淡い赤色をしている。
食べたいと思う方は現地の蕎麦店「留美庵」がある。
http://www.tamatebako.ne.jp/rubian/oshinagaki.htm
( 箕輪町 伊那高原にて)
信州伊那高原赤そばの里で開花しだした。29日頃から1週間が見頃とのこと。
開花状況は、此方で確認をして下さい。
http://www.town.minowa.nagano.jp/Contents/ePage.asp?CONTENTNO=675&PNO=0
車内で寺尾聡のルビーの指輪を聞きながらお出かけになっては如何でしょうか?
蕎麦の花の髪飾り迄は微笑ましいが、思い出にルビーの指輪をねだられても当方は関知しない。
日本橋店中古売場 田口由明
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