修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2007.11.01
刈り入れの予定であった27日は、俄に発生した台風20号の来襲により中止となり30日に延期となる。
五日市線 増戸駅 に集合した参加者は9名と先が思いやられる人数となる。
多くの労力を必要とする刈り入れが、平日に変更になった影響は大で数日後に訪れるであろう「腰が..」が頭を過ぎる。
刈り取った蕎麦を束ねる稲藁は、知人である農家より分けて頂いた貴重品である。
家に届いてから今日まで盗難に遭わないよう銀行の貸金庫で保管した(嘘である)昨今、コンバインで稲の刈り入れをするが、籾のみを取り入れ、稲藁は裁断し田に撒いてしまうが、コンバインの設定を変えてもらい長いままにお願いをした。
1号畑は2年間収穫なしで、石の上にも3年、久し振りの収穫を迎えた。
無収穫の原因である倒壊を防ぐためのロープを張ったのが効を奏した。
人生は、目に見えなくても誰かに寄り掛かっているのか?味気ないが蕎麦はロープである。
刈り取り役と、束ねる役に分かれて作業をする。傾斜地であるため刈り取り役も大変だ。
小生、束ねる役で2・3本の稲藁を一巻きし、元を押さえ蕎麦を数か回転させ、親指で輪の中に押し込んで止める。
DASH村の稲刈りを参照して貰いたい。
余りの数に親指が痛くなる。この年になっても親(親指)に苦労を掛ける。
地元の方の協力で、2号畑に「はざかけ」を作り自然乾燥をさせる。
昔は、稲もこのようにして自然乾燥させたものだが、昨今は熱風乾燥が主流で余り見られない。
太陽の温もりと自然の風は美味しい蕎麦を作り出す。
最後に鳥のご馳走とならないよう防鳥網を掛け、終了したのが日没前であった。
参加者の顔に疲労の痕あり。数日後に訪れるであろう腰痛や筋肉痛を予知して長めの入浴で疲れを癒し、膏薬でも貼っておこう。
日本橋店中古売場 田口由明
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