修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2007.11.16
塩昆布か粉吹芋の様相の擬皮。使用後に手入れをしないで放置した報いか?
あまりに可哀相でもあり、見た目も宜しくありません。
それでは、どの様に手を入れるかを説明していきましょう。
最初にブラシで埃を払いましょう。
来月は、煤払いですから早めの行事と言うところでしょうか。珍重されるのは煤竹だけです。
布にガラスマイペットを適量(ビシャビシャはいけません)付け、汚れを拭い乾かします。
今回の塩昆布は、コニカⅡAにお出まし願いました。
(用意する物は、靴墨・ブラシ・シリコンクロス)
ブラシに擬皮に合った靴墨を付け、円を描くよう刷り込み、乾くまで待ちます。
乾いた布で磨き上げます。
如何ですか?男前が上がりましたでしょう。
時たまニュースで掃除もせず、せっせとゴミを集める異星人がいるようです。
檜原村 に向かう途中、五日市署の斜め前にもゴミ屋敷があります。
UFO研究家の韮崎潤一郎氏に言わせると、UFOのゴミ捨て場と解説するでしょう。
それに対し大槻義彦教授は、只のゴミと反論します。
兎も角、道具は手入れをして長く愛用をして貰いたいと願うばかりです。
日本橋店中古売場 田口由明
あなたの大切なお写真の現像・保存・プリントは写真専門店カメラのキタムラにおまかせください。