修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2007.12.10
耕耘作業をするためにAM9時30分五日市線 増戸駅 前に集合。
11名の俄農夫集団は蕎麦畑に向かう。紅葉は峠を越え、
五輪真弓:歌・作詞・作曲「恋人よ」は「♪枯れ葉散る夕暮れは」で始まるが、
檜原村 は落ち葉の季節を迎えていた。
山の日暮れは早い、小春日和の中作業を急がねばならない。
村民が来場するまでに下こしらえ。ネギは勿論、檜原産取り立てを空中切りで刻みます。
何故、空中切りかと申しますと、俎板を使用すると押し切りになり、ネギからの雑味が出ますので蕎麦の食味を損ないます。
そこで、研ぎ澄まされた包丁で刻むのです。
とても危険ですので、神経を集中したいのですが、ネギの組織に含まれるイオウ化合物に酵素が働きアルキルチオスルフィネートという催涙ガス成分が目を刺激します。
新鮮なので尚更で目をしばたきながらの我慢です。
他の薬味は、地場の本山葵、蕎麦畑に出来た辛味大根1本。
お客様が見える前に、急いで蕎麦を打ちます。一番手は「たかさご」の店主。
切りに入る頃には、村民がつめかけ感嘆の眼で凝視しています。
「良く繋がるね!素晴らしいネ!」の囁きが聞こえます。
気持ちを込めた、玄蕎麦からの自家製粉ですから当たり前ですよネ。
小生、3番手で800gを打つ頃には、益々ギャラリーが増え、背中に冷や汗をかきながらの作業となり、緊張をしましたが、何とかボロを出さずに打てました。
村長を初め多くの村民が来場しだすと、板場も大忙しとなります。
盛りの良い蕎麦を3枚食べた強者もあり、持参した7Kgの蕎麦粉は、滞りなく村民のお腹に収まりました。
(よかった!よかった!)
お土産に立派な山葵を戴きまして、醤油漬けで食べようと思います。
この機会を逃せば、次は、何時食べられるか分かりません。
作り方は、山葵を薄く切り、生イクラ漬け用のタレを作り漬け込むのです。
之が絶品で好物の一つです。
酒のツマミや熱いご飯に乗せますとメタボリックの元凶となりますが食べたい。
沢山の年末一時金に浴した方はお試しあれ
日本橋店中古売場 田口由明
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