修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2008.04.07
※この記事は2008年4月7日に書かれたものです。
どのような料理が出るか楽しみな「初春蕎麦会」の案内が届いたので、出かけてきました。
蕎麦味噌・蕗と筍の炊き合わせ。冷酒は、鹿野酒造の現代の名工である能登杜氏、農口尚彦作「常きげん」。自宅用として鹿野酒造から取り寄せる際に連絡欄があり、同じ「常きげん」をと書き込みしたところ、返事が「お店にてお楽しみください」との返信であった。酒店でも鹿野酒造でも手に入れることが出来ない非売の銘柄です。
行者ニンニクの和え物。春の山菜ですね!がんばらなくちゃ。
園芸店で苗を売っていた。平地でも育つのであろうか?
他の蕎麦店の主人が認める蕎麦掻きが出ました。ヨぉ~待ってましたよ!
柿の葉に掛けて、枝葉の文様が目をたのします。
もちっとした感触に舌触りの滑らかさは、何時、食しても寡黙にならざる終えない逸品。
蕎麦掻きは、ここに限る。でも、作るのに当たっては、腕が疲れるようである。
蕎麦寿司がでたぁ~。手数が掛かると店主は笑う。蕎麦屋でシャリが米ではシャレになるまい。
白胡麻切り、鼻に抜ける胡麻の香りが香ばしい。
錦糸玉子の様な卵切り。更科粉は何時打っても難しい。
辛汁が替わって、最後は、常陸秋蕎麦の十割り蕎麦である。
うン~。この腰と喉越しに言葉はいらない。蕎麦の香りが鼻孔をくすぐる。
蕎麦友と過ごした時間は楽しく、料理の美味しさの余韻とほろ酔い気分で帰路につく。
日本橋店中古売場 田口由明
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