修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2008.04.21
山椒の花を見つけました。古名、ハジカミ(波士加美または波自加彌)。これは食べると辛くて「顔をしかめる」のが由来だそうです。
植物辞典によると雌雄異株とありますが、この木の性別は判りません。このまま実れば雌株で実を楽しむことが出来ます。判明迄は、もう少し時間が掛かるようです。
釈迦の弟子(周梨槃特・スリバンドク)の別名、茗荷が芽を出しました。沢山花が出ると嬉しいです。
庭の八重山吹が咲き出しました。万葉の時代から和歌に詠まれ親しまれています。
「七重八重 花は咲けども 山吹の 実のひとつだに なきぞかなしき」
兼明親王(かねあきらしんのう) 後拾遺和歌集
山道の一軒家に雨宿りを願った武将の太田道潅(おおたどうかん)に、貸す蓑すらないと、八重山吹は実をつけないことにかけている。
「インカのめざめ」も大きく育って来ましたが、未だ目覚めない奥手もいるようです。
此方は、アンデスレッドですが、矢張り生育に差が出ています。
種芋にあった芽の数だけ芽吹きます。もう少し育ちましたら一株に2本の芽を残し、芽欠をします。
欲張って、芽欠をしないと可愛いジャガイモにしかならないと作業書にあります。
所で、農家の方々は芽欠をするのでしょうか?
北の広大なジャガイモ畑を考えると吐息が出ますし、もしも、芽欠するかと思うと夜も眠れなくなります。
日本橋店中古売場 田口由明
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