修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2008.08.12
天然冷気は喉にも心地よいのか?手早く酒肴を作りまして、先ずは生ビールの酒盛りが始まります。各自、生ビールサバーの往復に余念が無く「旨いね!」の言葉しかありません。
この様な場に缶・瓶ビールではいけないのです。
重たい思いをして、神楽坂のお店より持ち込んだ生ビール樽とサバーに限ります。
ワイン談義や滅多に飲めない吟醸酒ありで、夜が更けていきました。
竹林が無く、唐松林に囲まれて清談が弾み、殊の外酒量が過ぎたようで、寝床では雷神や風神が渦を巻く事となりました。
この神々に勝てる訳が無く、小生、寝床を担ぎ広いリビングに待避した次第です。
やっと、夢うつつになりました頃、もう一人待避者が現れたのです。
夜は短く、鶯の目覚ましが早く鳴きまして、早朝散歩に一人歩きましたら酒の匂いで色づいた一枝を見つけました。外気温21度、プライベート地の清里の森です。
森の中の木漏れ日洩れる小径には野草が清々しい花を咲かせております。
原油価格の高騰により、車での遠出を避けたのか?清泉寮名物「ジャージー乳ソフトアイス」を求める行列は短いようです。
女性陣の希望により八ヶ岳倶楽部に寄りますと、柳生博氏が購入された書籍に添え書きのサービスを致しておりました。
希望した女性陣は、同氏と写真に収まりたいようで、希望を叶えてあげますと娘の笑顔になりました。お忙しい中、娘心を察して頂き有り難う御座いました。
幾らお酒が美味しいからと蕎麦を忘れてはいけません。蕎麦合宿です。
「チョット酔ったから旨く打てないよ」、と三味線を一引きしての蕎麦打ちです。
職人は、酔いがあっても仕事となれば、体が独りでに動くものです。
小生、抹茶大王の綽名有り、有り難いことに先生が「田口は茶蕎麦」と抹茶の用意をしてくれたのです。 細かな配慮には頭が下がります。
厨房では、野菜を刻むリズミカルな音と、先生が何やら調合をしています。
そして、完成したのが冷やし中華風十割り蕎麦です。
「お店で出すのですか?」と尋ねれば「始めて!」との答えでした。
汁の配合は、と尋ねれば「適当!」「適当!」
料理のレシピは適当が宜しいようです。
一同、フムフムと納得しながら口に運びます。
普段、創作蕎麦料理はお首にも出しませんが、お酒が柔軟な気持ちにさせたようです。
今年の異常な暑さにはもってこいの食べ方です。
次は、自宅で楽しむ事にします。
日本橋店中古売場 田口由明
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