備前国の蕎麦友を囲む

自慢の秘蔵酒を持ち寄りまして酒宴の始まりです。

この日に合わせまして、店主が取り寄せましたホヤが酒宴中に届きました。
調理前ですが小生、この形を見ますと勇気が要りますな～ぁ。酒好きには堪らないようですが、一片を食しただけでした。

宿場町千住の老舗豆店の塩えんどう・南京豆です。千住の蕎麦友からの酒肴です。

備前国よりのお土産は瀬戸内の恵み、でびら・焼きあなご・たこ浜焼きは美味で御座います。
現地での呼称が「でびら」で本名はガンゾウビラメと呼ぶそうです。
チョイトにごりますが、ヒラメの名を冠しており美味しゅう御座いました。
備前国でも薩摩揚げ？美味しかったです。
次回酒宴を開けるのは何時ごろになりますでしょうかね！
小生、食いしん坊ですので珍しき酒肴をお願いいたします。初物は長生きすると申します。

出汁巻き玉子です。熱いうちが旨いと、舌を火傷しないように頂きます。

以前、フランスに赴任している蕎麦友からの土産で味わい感動したイベリコ豚の生ハムに劣らず美味なイベリコ豚のサラミです。
イベリコ豚の生ハムを食した後、イベリコ豚のサラミが絶品との話をしたのを覚えていた方が「旅先で田口の顔が浮かんだ」と購入した逸品です。
口に入れると体温で溶け出す脂身の嫌みの無い甘さが広がります。
暫く舌の上で転がし、楽しみましてから胃の中へ納めました。（ご馳走様） 余りの旨さに、もそっと、買い込めば良かったと反省をしておりました。

備前国より休日帰京となり、蕎麦友を囲む酒盛りです。
店主の心づくしと申しましょうか、北海道産の新蕎麦でもてなしです。
小生と比べるのは１００年早いですが、腰があると例える蕎麦と違うんですね！
ピアノ線のしなやかさと例えれば宜しいでしょうか？ バネが効いていると表現した方が適切かも知れません。
只、固いのを腰があると言うのと違うんですよ。
美味しい蕎麦は、味覚と触覚・嗅覚で常に味わっておきませんと、腕が上がらないと思います。
この様な美味しい蕎麦を打てる極意は何でしょうか？宮澤先生。
後半の蕎麦教室に通い始めますから、極意の伝授をお願い致します。

日本橋店中古売場　田口由明