修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2008.10.20
ラッキョの花を始めて見ました。ニラの花は白でしたが、ピンク色をしているのですね!
ラッキョって経済的な作物です。
3・4年育てますと分球して増え、球も小さくなりますと風味が増し商品価値が出るようです。そして、収穫した際に子球を植え付けておきますと又、分球して収穫できます。
曼珠沙華の花が終わり、葉が茂ってきました。残り香の花茎が見えます。
相思花たる所以です。
聖護院蕪は一段と生長し、蕪がピンポン玉に育ってきました。
枝豆の収穫が終わりまして、土の回復を込めて、堆肥・籾殻燻炭・米糠・蕎麦殻を鋤き込みました。食害を免れました辛味大根一株が、もの寂しき季節を語っています。
春作りに比べ勢いはありませんが、アンデスレッドに蕾が付きました。
地中での育ち具合は如何なんでしょうか?
先週、蕎麦教室の際に蕎麦友にも届け、肩に食い込む重さに喜びを表していました。
本日は、全てのキーウィーを収穫しました。
家に着き調べてみますと軟らかくなっているのを見つけまして、食すると甘いのです。
例年、追熟させましても酸味が強く愚妻には喜ばれませんが、樹上にて完熟したのは酸味が抑えられ甘味の強い美味しい物でした。
キーウィーは追熟しなければの考えを変える出来事です。
作物は完熟が美味しいのであって、未熟を収穫して輸送期間の間に追熟したのとは、一味違うようです。
無農薬有機栽培は、ジクロロホスの心配はありません。
来年用の種取りの株を残し、最後の枝豆を収穫しました。中には鞘が黄色に変色しているのが見られ、大豆になるところでした。
これだけの量ですと枝豆のみのご飯が出来そうです。
枝豆を剥き、ご飯に乗せ、少量の醤油を掛けますと何杯でもお代わりするほど美味しく、自家栽培しているからこそ出来る贅沢です。
毎年育てている枝豆は、固定種で交配種と違い毎年種を採ることが出来ます。
しかし、発売されております種は交配種で種を採りましても良い作物とならず、毎年種を買わなくてはなりません。
「種を制する者は、世界を制する」と言われ、アメリカは世界中の原種を確保し、交配した種を売り込んでいます。昨今は、増産の手段として遺伝子組み換えがあります。
日本の農業から固定種が消えますと国家の安全が脅かされるかも知れません。
人参に向陽二号と言う品種があります。この品種は、鼠が囓らないのに、千浜は鼠が囓ると栽培を敬遠します。
我々は、鼠も食べない野菜を食しているようです。
日本橋店中古売場 田口由明
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