修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2009.01.28
※この記事は2009年 1月28日に書かれたものです。
新しい年を迎えたと思った途端、はや睦月も終わり。
たかさご会は、3日間に渡り新年会を催しまして、新たな活動を始めます。
毎年恒例の蕎麦、食べ比べです。
茨城・長野・北海道・会津産を味わいます。うん~どちらが美味しいか?
出席者各々が批評家となります。矢張り茨城産はコクがあり一枚上手のようです。
北海道は、淡泊な上品さが持ち味です。会津産も茨城産に近い美味しい蕎麦でしたよ!
蕎麦屋で一杯となりますと、付け出しで蕎麦味噌が出ますね。
ピリと辛い蕎麦味噌は、ご飯が欲しくなります。
切り身は料金的に厳しいようで、代わりと言っては何ですが、大間野のマグロの中落ちが出ました。美味しゅう御座いました。
NHK一月20日放送のプロフェショナル仕事の流儀で仲買人の藤田浩毅氏を取り上げていました。藤田氏の目に止まったマグロは、どの様な味がするのでしょうか?
最後の晩餐に食べてみたいと思います。
何とも言えない舌触りの蕎麦掻きです。何時食べても美味しいです。
蕎麦掻きは北海道産の蕎麦粉が宜しいとの事。又、蕎麦粉の含水分量により水加減を替えて作ると説明を聞きました。蕎麦切りだけでなく、蕎麦掻きも手を抜きません。
今年は根室の生タラバが取り寄せられたと、蟹鍋です。 活きて届いた蟹は美味しいと、宴は一時の静寂が訪れます。
最後は、蕎麦雑炊で締めくくります。其れは美味ですが、下ごしらえに手数が掛かるようです。
焼酎「百年の孤独」の差し入れです。
小生、ストレートで味わいました。甘味のある円やかな深い味わいは、鍋の輻射熱の性もあり、咽頭から胃に駆け下りまして、頬が火照ります。
調べましたら 「百年の孤独」は、大麦製の焼酎を長期間貯蔵し熟成させることによって造り上げた本格焼酎の絶妙なる逸品です。
貯蔵される麦焼酎の原酒は、明治十八年創業以来受け継がれてきた百余年の伝統技術により、あくまでも手造りの麹と、選りすぐった大麦のみを原料とし、ホットスチルによる単式蒸留方式で造り上げます。そして、その原酒を長い間、静かにひっそりと眠り続けさせることによって、よりまろやかな、より風味豊かな焼酎へと熟成させていきます。それはまさに、伝統の技と永い時の流れが生み出した焼酎の傑作といえます。
其れでは、名前の由来はと申しますと、コロンビア出身のノベール賞作家ガルシア・マルケスの小説「百年の孤独」と、何やら難しい本です。
ご持参人様、ご馳走様。合資会社黒木本店の焼酎でした。
暮れに求めました銅製の卵焼き器です。今月の蕎麦教室後の飲み会で話をしましたら、蕎麦屋の卵焼き器では無いと、仰る方がおりました。
そして、酒のツマミにされながら、何時でも下取りますと食指を覗かす方、その手は桑名の焼き蛤ですゾ。
其れではと、持参しまして店主に卵焼きの実演を御願いした次第です。
うん~「弘法筆を選ばず」で、見事な箸捌きでした。
自宅で試し焼きした際は、卵焼きにならず、スクランブルエッグの出来損ないになってしまいました。
多芸の方の助言では、使用する前にスチールウールで傷を付け、油焼きをするのです。と教えを受けました。
それにしても、蕎麦屋用と寿司屋用の卵焼き器があるとは知りませんでした。 お店で使用しているのは関西仕様で、縦長で地金の厚い卵焼き器でした。
言葉と文化の違いは、卵焼き器の縦長と横長に表れているのでしょうか?
実演を見ていた方が、テフロン仕様の卵焼き器で十分だよ!焦げないし。
其れも、道理かも知れません。
古に、巨人・大鵬・卵焼き、と言われた時代がありました。
蕎麦屋の品書きにある出汁巻き玉子は、今でも人気のようです。(上手く作りたい)
PS.
約束は、忘れていませんヨ!新春蕎麦会の開催を要望しております。
今暫くお預けですが、お待ち下さい。
日本橋店中古売場 田口由明
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