修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2009.07.22
生食のプルーンは好みの果物ですが、なかなか甘く美味しいプルーンに当たりません。
品種にもよるのでしょうね!今年も出回ってきました。食するとスッパ。。。でジャムにすることにします。プルーンの皮が白く粉を噴いていますが、農薬ではありませんで「ブルーム」と呼び水分の蒸発を防ぐ役割をしています。
となると、ブルームで覆われている品物を選ぶのが美味しいプルーンと言えそうです。
皮革にもBridle leather (ブライドルレザー)があり、Tallow(タロウ)と呼ばれる植物性と動物性の油脂をブレンドして皮に染み込ませます。タロウを染み込ませる作業は、一見「ブルーム」の様に皮革の表面が粉吹き芋状態です。
包丁で一回転の切れ目を入れ、種を除きます。1パック400gでした。
完成しました量から2パックが良いようです。
切れ目を入れている内に種が縦位置と横位置の二通りがあるのです。
プルーンの実にあります桃割れと言いますか?僅かな凹みに沿いまして一回転するか、90度ずらせて一回転するかで種の状態が違います。種の除きやすさは左の状態ですが、どの切り方が左の状態になるか試してみて下さい。
半分に切りました実を縦に三分割して微塵切りにします。
グラニュー糖50gを加え弱火にしますと、直ぐに果汁がでてきます。
5分程で果肉も軟らかくなって来ましたが、栄養価のある皮が目障りになってきました。
皮がゴミみたく見えます。見栄えをとりまして、裏漉しをしてしまいました。
此処で気が付いたのですが、皮が邪魔な場合は砂糖を加えずに煮て裏漉しをした方が良いみたいです。裏漉し中に冷めてきまして落ちが悪いのです。
更に10分程水分を飛ばしまして出来上がりです。
火を止める基準としては、木ベラで真ん中を切ったときに底が見え、両側からゆっくり閉じられる状態が、冷めた時に程良い粘度になります。
日本橋店中古売場 田口由明
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