修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2009.07.28
甘さと酸味を兼ね備えたプールンジャムが、残り少なくなりました。
そんなところに無花果を見つけたのです。之から旬を迎えますね。
愛知県田原市産のイチジクを2パック買いまして800gです。
お尻から皮を剥きます。残りました薄皮状も見た目を考慮して丁寧に剥きます。
剥きました皮の重量が150gもありました。
此処で疑問ですが、参考レシピによりますと、砂糖の量が重量比になっています。
となりますと、重量比は皮を含むか?含まないか?ですが、どちらなのでしょうか?
無花果は好きな果物の一つです。一かけ摘み食いをしてしまいました。非常に高い糖度です。砂糖の必要ない甘さですが、大まかに切り分けまして、参考レシピの半分以下になります100gを加え放置します。
4時間後の状態です。糖分の浸透作用により果汁が沢山出てきました。
レシピによりますが、一晩放置しなさいとの記述もあります。
弱火にかけますと灰汁(アク)が出てきます。渋味・えぐみのもとですから丁寧に掬います。
20分程煮詰めまして、レモン半個分の絞り汁を加えて出来上がりです。
又、朝食の際に楽しめます。 無花果の葉や実を取り入れた時に白い乳液みたいのが出てきます。
この液は蛋白分解酵素を含み、昔からイボとりや痔に使われてきました。
又、成分としてプロテアーゼと言う蛋白分解酵素を含みますから肉や魚料理との愛称が良いようで、デザートに最適だとか。ペクチンも豊富ですので腸を綺麗にしてコレステロールの吸収を抑えます。
真夏に採取しました葉を水洗いし、乾燥させたのを無花果葉(むかかよう)と呼び、煎じて入浴剤にしますと神経痛に良いようです。
旧約聖書のアダムとイブの話は余りに有名ですが、イチジクの葉は肉厚でごわごわで、粗毛が生えており肌触りは良くないですが、体験してみるのも手ですね。
日本橋店中古売場 田口由明
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