修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2009.09.07
先週はヒゲ(雌花)が半分ほど枯れたのを試しに収穫しましたら適時では無かったようで、今週はヒゲが元まで枯れたので収穫しました。
このヒゲ(雌花)は南蛮毛(なんばんげ・なんばんもう)と呼ぶ生薬でカリウム塩を含みますから利尿剤として使われたようです。
あ~れ、茎より木屑の様なものが吹き出しています。トウモロコシの害虫アワノメイガの排泄物のようです。トウモロコシを植えましてから見慣れない害虫?(右側填め込み画像)
を見つけたのですが、調べますとアワノメイガではなさそうです。
こ奴は何者で在ろうか?農地なら兎も角、住宅街に何故やってくるのかと思いましたら、TVで雌のフェロモンを雄は1Km先から嗅ぎ分けるとありました。納得です。
トウモロコシの香りでおびき寄せたのですね。
良く観察しますと実に変色した部分がありました。
実を包む包葉を剥きましたら、アワノメイガの幼虫おりました。消毒はしたくありませんから、捕殺し包葉を戻しておきました。
この害虫が住み着いたとなると枝豆が心配です。同じように鞘の中に産卵します。
アワノメイガは6月頃より発生します。それ故、消毒しない安全な野菜をとの家庭菜園では、6月迄の収穫を目途に種を蒔くと良いでしょう。
収穫しました2本は所々受粉が不十分で歯欠けになってしまいました。
お~ツ、諦めていましたヤングコーンですが、脇穂が出てきまして摘果しました。
このまま成長しましても雄花が終わり受粉出来ません。
さ~っと、茹で上げましてサラダの彩りです。
採りたて新鮮で、当たり前ですがコーンの甘い味と香りが美味しゅう御座いました。
てんぷらが美味との話も聞きました。何れ試すことに致しましょう。
一週間で埼玉在来種の鞘もこんなに大きく育ちました。
津久井在来種の鞘も育っています。
帰宅しましたら注文した梨が届いておりました。開けて大きさにビックリ聞き慣れない品種の「かおり」でした。一つが700g余もありました。大きな物になりますと2Kgを越すそうです。
そもそも、御願いしました経緯は、千住宿の修理友さんの親戚が梨園とかで戴きました梨がとても美味しく勝手元不如意に家庭用を頼みましたら幻のかおり(香)が届いたのです。
昭和30年代茨城農業試験場で新興と幸水の交配で誕生しました。栽培方法が難しく収量が少ないため幻の梨と呼ばれてしまいました。正式名称は、平塚16号です。かおりの名の通り芳しいメロンの芳香がしますからメロンナシと呼ぶことも在るようです。
芳醇な香りと果汁の多さ、梨の食感を残した大変美味な果物でした。
日本橋店中古売場 田口由明
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