修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2009.09.15
柿は、肥料が不足したり実がなりすぎますと生理落下するようです。果樹業の方は生理落下を見込み摘果するようですが、放置育成の埼玉菜園です。
ところが生理落下の季節が過ぎましても実が落ちます。
生理落下の場合は青い実が落ちます。ところが熟した状態で落ちるのですから生理落下と違うようです。
今年は柿の当たり年になる筈でした。
機上を見れば、はや色づいた状態に見えますが(赤矢印部)、ヘタ虫の被害に遭いました実です。
何れ落下をしてしまいます。以前もヘタ虫の被害に遭ってはいましたが、今年の被害は甚大です。
落下したての実です。一見何でもなさそうですね。
ヘタを取りますと、潜り込んだヘタ虫の穴の痕跡が見えます。
ヘタを食害しますから、養分が送られず熟したようになるのです。
中を裂いてみましてヘタ虫を見つけました。今まで何個も確認したのですが、始めて見つけました。調べましたらとんでもない習性を持っています。
人間界で顰蹙を買っております渡りをするのですと。まぁ~一果実、一虫なら仕方ないとも考えますが、一虫が渡りをして5~6個の実を食害します。
又、調べる内に全滅した方もおるようで、来年は消毒をしなければならないとも考えております。何とかならないでしょうか?
そんな柿の木の下に曼珠沙華の蕾が伸びておりました。来週は花開くことでしょう。
手前にヤブコウジが沢山の実を付けておりました。赤く熟しますとお正月を飾る木となります。だけど、何で生えたのかな~?鳥が運んできたのかなぁ~。
柿が熟す頃になるとオナガ・ムクドリが実をついばみに来ましての置きみやげと思います。
昨年は失敗しました玉葱の苗です。玉葱・人参は発芽すれば成功といいます。
定植まで十分に育ってくれることを祈ります。
左から聖護院蕪・暮れ坪蕪・ルッコラです。
イタリア料理には欠かせないルッコラを始めて挑戦します。と言うのも他の蕎麦友さんが、ルッコラが大変好なのです。
本葉が育ってきましたので囓ってみました。ピリッとした辛味にゴマ風味が口中にひろがります。サラダは味気ない野菜が多いですね!ルッコラを入れることにより美味しく食べられます。ビタミンCはホウレンソウの4倍・カルシウムはピーマンの30倍・鉄分はモロヘイヤと同じの有り難い野菜です。ピーマンは、どうもと仰るかた向きです。
プランターで簡単に育てられますので挑戦してみては如何でしょうか?
玉菜園の作業中に蕎麦友より、寄り合いが在るよ!とメールが入りました。
よしゃ~ぁと切り上げまして神楽坂のお店に向かいます。
その際に蕎麦友にヤングコーンとエゴマの花を差し上げまして、調理した画像を送ってきました。初めて食べる味わいは、何時も食べるトウモロコシとは違い、仄かに香る食材を楽しんだようです。
紫蘇の花は終わってしまいましたが、エゴマの花盛りでした。その摘んだ花も差し上げたのですが「食べ方は」と聞かれ天麩羅が美味と答えたのです。
「エゴマのてんぷらの香はもう調理する前からキッチンに香が立ちこめます。いいですね。この香がきついと嫌いな人もいるでしょうけど。てんぷらにして消えた香が今度は口 の中で広がるのがいいですね。」と報告がありました。
寄り合いでの肴は、雲丹板・生ハム・生雲丹の塩漬け・イクラ・伯剌西爾産カラスミとお酒を進ませるものばかり。雲丹板は美味しゅう御座いました。
京化粧紙の薄さと違い、厚めに切りました生ハムからのドングリの風味が美味しゅう御座いました。肴の美味さで、何時もより飲みました後の冷水が、脱水された咽頭に心地よい冷たさでした。
日本橋店中古売場 田口由明
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