修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2009.10.06
落ち葉掃きを終えまして菜物の世話を致します。
聖護院蕪が5cm程に大きくなり地上に真白き姿を表しました。成長の遅い株を間引き致します。
暮れ坪蕪(遠野蕪)辛味蕪の在来種です。辛味大根との違いは香りにあります。
蕪と言えば丸いのですが、丸い姿では無いのですね!
掘り上げますとらの字の様なひねた形をしているのです。その昔は穏やかな丸い形だったのでしょうか?小生もこの頃ひね始めました。
鞘を間引きする時間が無く1本掘り上げて再度味見をすることにしました。
どうも、収穫時期の見定めが判りませんで、全体の鞘の膨らみ具合で判断するしか在りません。掘り上げた枝豆を撮影していますと、何やら黒い虫がワサワサと動いています。
右側填め込み画像を見て下さい。ツマキヘリカメムシのようです。
カメムシと言えば捕まえると臭い屁をする虫です。
色が黒ですから悪者なのです。樹液を吸引する悪者です。
兎も角、後から後から害虫がお出ましするものです。
間もなく収穫時期を迎えますキウィーです。樹上で熟しますととても美味しいですよ。
長く味わうには、完熟前に収穫し冷蔵庫の野菜室で保存します。
そして、食べる分を冷蔵庫から出し追熟します。
聖護院蕪の葉のモンシロチョウの蛹でしたが、羽化して飛び去っていました。
そうしましたら、もう一つの蛹を塀際で見つけました。(右側填め込み画像)
聖護院の蕪の栄養ある葉で育ちました青虫は葉の上で蛹にならず、大冒険の旅に出たのです。其れは大変危険な旅でもあるのです。途中蟻に見つかれば食料にされてしまいます。
青虫に寄生するアオムシコマユバチに見つかれば万事休すです。
子孫を残そうとする勇気に脱帽です。。
何か庭が広くなった気がしましたらミカンの木が倒壊していました。
たわわに実を付けまして完熟をさせますと美味しいのです。今年はミカンを買わなくて済むと思っていたのです、残念なことです。
何で根本が腐ってしまったのかと調べますとゴマダラカミキリ虫の仕業のようです。
ゴマダラカミキリは根本の樹皮に卵を産み付け、孵化した幼虫が樹木内部を食害します。
一時、松の立ち枯れが話題になりましたね。直接はマツノセンチュウの仕業ですが、倒壊した松の木にカミキリムシが産卵し、成虫になりますとマツノセンチュウを媒介するのです。
因みにミカンの病害虫を列記しますと
黒点病・すす病・かいよう病・そうか病・サブダニ・ミカンハダニ・ホコリダニ・ミカンコナジラミ・ミカントゲコナジラミ・訪花害虫(ハナムグリ等)・チャノキイロアザミウマ・ミカンクロアブラムシ・ゴマダラカミキリ・ミカンハモグリガ・アゲハチョウ・ヤノネカイガラムシ・マルカイガラムシ・ワタカイガラ・コナカイガラムシ・ヒメコナカイガラムシ・ハマキムシ類・カメムシと多くの病害虫に苦しめられるようです。
長々と書きました病害虫の名をお読み頂き有り難う御座いました。
日本橋店中古売場 田口由明
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