修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2009.12.25
埼玉菜園のキウイが残っております。キウイはゼリー状にならないからジャムの素材に向かないと言われますが、美しい緑色は捨てがたい物があります。
縦に4分割して銀杏切りにしました。500gです。
三温糖100gを振りかけ2~3時間放置します。
浸透作用により水分が出てきました。
リンゴは紅玉が宜しいのですが、時期が外れており、身割れのフジを使用。
身割れのため1個74円の格安リンゴです。
リンゴはペクチンを含みますからジャムらしくなります。
リンゴは空気に触れますと酸化して赤くなってしまいます。
しかるに素早く皮を剥き刻みます。酸化すると仕上がりの色に影響を与えるからです。
以前、リンゴペクチンを作り、残りの残骸でリンゴジャムを作りました。
その時の記憶が残像しまして、直ぐに火が通ると思っていたのです。
所がギッチョン。火が通らないのです。刻みました大きさも一因です。
其れもその筈、ペクチン作りですからリンゴの水煮をした訳です。
ですから、リンゴジャムも簡単に出来たのですね!
火が通り始めますとキウイの緑が消えて行くではありませんか。。。
え~。緑が消えてしまいゴールドキウイになってしまったのです。トホホです。
20分ほど水分を飛ばしジャムらしくなってきました。
リンゴのフルティーな香りを持ちましたキウイ&リンゴジャムの完成です。
酸味のある美味しいジャムですよ!
でも緑のジャムを夢見ましたので調べてみました。
変色の原因は、果肉自体に含まれている酸(クエン酸やキナ酸など)と熱によって、 クロロフィルムがフェオフェチンに変わるとありました。この変色を抑える方法は、残念ながら無いようです。
では、青菜を茹でるときに塩を入れますと綺麗な緑になりますよね。
キウイを塩で板ずりすると緑のジャムが出来ますかね?
素朴な疑問が残りましたキウイ&リンゴジャム作りでした。
日本橋店中古売場 田口由明
あなたの大切なお写真の現像・保存・プリントは写真専門店カメラのキタムラにおまかせください。