修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2010.04.27
集合場所の五日市線増戸に向かう五日市街道の街路樹ハナミズキに華やかさがありません。
1915(大正4)年に、東京市長の尾崎行雄氏がアメリカのワシントン市へ桜を寄贈した返礼として、アメリカから 贈られました話がありますね。今では、公園等に多く目にすることができます。英名は「ドッグウッド」。ハナミズキの皮を煎じて犬のノミ退治に使ったとか、愛犬クイーポにも効きますかね?(ノミは居ませんがね)
参りましたよ!蕎麦畑に通じる道路が工事中なのです。仕方がありませんで、対岸の地主さんの土地に駐車させて頂きました。お弁当と農機具を担いでの一登りとなります。
檜原村 世話役さんのご尽力により、休耕しておりました畑を借りることが出来ました。
使用しています左隣の畑が96坪で、新たに目算で200坪近くが増えることになります。
何せ、長い間休耕していましたから雑草の天下だったのです。
表面の枯れ草を集めただけでもこの量です。程良く乾燥していますから野焼きでもと思いますが、昨年山火事が起きましてから禁止されたようです。
余りの根の絡みに鍬が曲がってしまいました。なまくらになったのでしょうか?
それに、経年変化による寿命か?雑草の根の祟りか?2本の鍬の柄が折れてしまいました。
埼玉菜園の町中に直す店がありまして、預かりました金具部分の重いこと。
食べることが出来ない土産となったのです。
蔓延る雑草の中の悪魔。調べてみれば名をギシギシと言うらしい。この奇妙な名の雑草は厄介であり、牛蒡の様な太い根が枝分かれして地中深く伸ばしている。故に掘り起こすのは難儀である。少しでも根を残せば悪魔の如く再生する。
赤矢印部がギシギシの根です。長年、人の手が入り込まなかったので成長し放題です。
その昔、ギシギシは羊蹄菜として低廉な野菜であったと言う。一斗の単位が判らないが、
50文とか、今では食べない。ギシギシの大方は帰化植物の様だが、日本古来のギシギシは薬草であり、緩下剤として使われ高血圧にも効果があるとされる。
鍬が壊れ、参加者の腰も壊れそうなので、今日の作業を終わりとしました。
幾分手入れが出来ましたかね~ぇ。壊れないうちに数馬の湯に行くべぇ~となりました。
数馬の湯から望む桧原街道に桜が咲いておりました。
疲れた腰には湯ノ花びらがそっと包み痛みを和らげる。春の訪れが遅い桧原の山間でした。
日本橋店中古売場 田口由明
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