修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2010.05.07
京王百貨店8F・富澤商店へ変わり蕎麦用の桜葉パウダーを求めに行ったのです。
ホームセンターに次ぐ楽しい場所で3種類の砂糖を買ってしまいました。
中ダラメは伽羅蕗に使おうと思います。てんさい糖はオリゴ糖を含み体に優しい。蕎麦汁に使用します。北海道で求めたときは真っ白でした。八重山本黒糖(粉末)も買ってしまいました。少し加えることにより深みを出します。愚妻は呆れています。
埼玉菜園から持ち帰りました細身の蕗です。塩を振り、俎板の上で板ずりをして産毛を取ります。750gありました。
今回は皮を剥きませんでした。5cm程に切りまして10分茹でた後、水に晒しあく抜きをします。3時間晒す間に3回水を換えました。
晒している時間を利用して、水300ccに出汁昆布10gを刻んだのとアゴ(飛び魚の煮干し)を水出します。
灰汁抜きした蕗の水を切り、水出し出汁300cc・そば膳(蕎麦汁用の専用醤油)150cc・昔仕込み味醂(甘強酒造)150cc・清酒150cc(常きげんは勿体ないのでワンカップを買う)・ザラメ40g・タカノツメ2本を加えます。
アルミホイルを落とし蓋にして15分炊いた状態です。此処で一端火を止め馴染ませます。
1時間後、再び火に掛ける事30分。水分が無くなってきました。
落とし蓋を取ると、艶があり完成です。
皮を剥くか剥かないかで食感に大きな違いがありました。堅めですが、噛みしめる程に旨みが広がります。アゴ出汁が利いたのでしょうか?
参考レシピは、素材600g当たり醤油180cc・味醂180cc・砂糖大匙3杯とありましたが、調味料を加減しました。
間もなく埼玉菜園に山椒の実がなります。両者を合わせて再び試してみることにします。
日本橋店中古売場 田口由明
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