修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2010.06.30
今週も梅雨時の湿り気を含んだ重い空気の中、中央道を八王子インターへ向かう。時折フロントガラスに雨粒が砕け散る。集合時間に間に合い、本日の作業説明の後、畑に向かいます。先週、子供たちがワイワイ言いながら蒔きました畑には、幾筋もの緑の線が引かれております。作あげは来週でしょうか?
種まき後2週間の姿です。耕運機で作あげをして行きます。農業体験に参加して分かったことですが、作あげは、単に土を寄せて倒壊を防ぐだけでは無いのです。溝を付けることで水はけを良くし、養分を含む土を寄せることで新たな養分を補充する役目をします。
その後、鍬で株間に土を寄せていきます。
発芽しないところには、新たに種を置いていくのです。
次に移動しました畑は、雑草に覆われていました。種まき後、3週間目の畑です。
大豆の苗より大きく育ちました雑草で覆われています。
アカザと呼ばれる雑草?です。雑草は著しい成長をして作物を凌ぐ勢いです。
アカザは草丈1.5m程にもなり、茎は木本状になります。古来はアカザの杖と言われ、軽くて丈夫で真っ直ぐであることから、老人の杖に使われました。
又、薬用植物一覧に収録されていまして、下痢止め・健胃・強壮の効ありのようです。
虫に刺された場合は、葉の青汁を塗ると良いとの事です。
雑草の除去は機械では出来ず人海戦術になります。除草が終わりました畝から、再度、耕運機で作あげをします。大豆が雑草に負けないようになるまでは、人の助けが必要なのです。
未だ幼い苗に害虫のカメムシが食害を致します。8月の花の咲く頃にカメムシの被害を受けますと、収量が落ち、食味が不味くなります。
今日の作業は、新たな畑1面に種蒔き・1面の作あげ・1面の雑草取りと作あげで昼食を少し繰り下げて終了となりました。
帰りにお土産のモロヘイヤ・バジルの苗を頂いちゃいました。
キャベツ・ブロッコリー・キュウリ・アーティーチョーク・ルバーブも頂いちゃいました。
虫食いが有りますが、無農薬の安全な野菜です。
アーティーチョークを始めに食べたのは誰でしょうね!
決して美味しい食材には見えません。教わった通り塩茹しまして「がく」を剥がし根本を歯で扱くと果肉が削ぎ落とし食べるのです。栗に似た味と説明されましたが、摩訶不思議な味です。これだけですと殆どがゴミになります。
所が、点線で囲みましたところが花心(アティーチョーク・ハート)を食べることが出来るのです。うーん。病みつきになりそうです。
効能はと申しますと、カリウムを豊富に含み利尿作用があります。
キナ酸も体内で馬尿酸に変化し、感染症の予防になるようです。他にシナリンという成分が含まれており、肝機能を高めます。肝臓系・腎臓系の予防にはお勧めのようです。
キュウリスティックにしてわさびみそで頂きました。
市販品には無い、野菜本来の味が致します。美味しく戴きました。
美味しい野菜を有り難う御座いました。
お世話になっています石井さんが7月4日PM9;00にニッポン放送のThe Voice of Farmers で熱き津久井在来大豆について語る予定です。
柿沢安耶と番組スタッフのブログは此方です。
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日本橋店 田口由明
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