修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2010.08.09
キキョウ科ホタルブクロ属のほたるぶくろ(蛍袋)の花です。
提灯の古名を火垂(ほたる)といい、その提灯に似ているので「ほたる」と呼ばれ、中にホタルが入ると明かりが外に透けて見えるようです。
メキシコ原産の外来種で江戸時代に観賞用として渡来した月見草。
エピソードとして野村克也氏が1975年5月31日に史上初の通算2500本安打を達成した記者会見で「王・長島が太陽の下で咲くヒマワリなら、オレはひっそりと日本海に咲く月見草」と発言しました。その発言のように木々から漏れた陽を浴びひっそりと咲いていました。
園芸種「墨田の花火」と言うアジサイに似たサワアジサイの一種と思われます。
林間に白い可憐な花を咲かせていました。花粉を集めているのでしょうか?
密を吸いに立ち寄ったのでしょうか?西洋ミツバチです。
名前は判りませんが、小さな花を沢山付けて垂れ下がる姿が愛犬クイーポの尾のようです。
まるで花火のような花です。
綺麗な配色のカメムシです。でも、捕まえると異臭を放つのでしょうか?
マメコガネの一種でしょうか?
バラ科のキイチゴ(ラズベリー)の実が真っ赤に熟していました。
摘んで食べちゃいました。でも、甘くありませんでした。
ヨツスジハナカミキリ。白い花にトラのユニホームを着ているのでよく目立ちます。
本当の所は、擬態でハチの仲間に似せているようです。
日焼けして紋様が褪せてしまったのでしょうか?名前が判りませんでした。
ツヤケシハナカミキリのようです。
日本にいるカミキリムシは800種程程が知られている甲虫ですが、林業・農業を営む方々にとっては害虫となります。
このカミキリムシが有名になりましたのは、松くい虫の被害でした。
松を立ち枯れさせるのはマツノザイセンチュウでアメリカからの輸入?ものです。
マツノザイセンチュウに罹患するとマツの体内で増殖し、仮導管と言う水を送る水道管が詰まって水を送れなくなり枯れてしまいます。では、マツノマダラカミキリの役目と申しますと、松の枯れ木に産卵して成虫として旅立つさいにマツノザイセンチュウも一緒に連れて行くのですね。
腹が減っては生きられぬと、松の若葉の食事をします。食事中にマツノマダラカミキリの体内からマツノザイセンチュウが出てきます。そして、咬み傷から感染をしていくのです。
要は運び屋になるのです。
清里蕎麦合宿2010に参加したおり、小径を散策して捉えた小昆虫と花でした。
日本橋店 田口由明
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