修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2010.08.12
朝温泉~。と鶏が鳴きます。(鶏は飼われておりません)
管理室で割引券を戴き、別荘から程なくの所にある天女の湯につかりに行きます。
薄茶色に濁りました掛け流しです。夜更かしのまったりした体を湯に沈めれば、早く起きろと体を包みます。湯から出て水分補給に飲みました八ヶ岳山麓牛乳。東京で飲みます牛乳と違い本来のお牛さんの味がして美味しゅうございます。東京でも飲みたいものです。
あくまでも蕎麦打ち合宿と、昨年、サンティアゴ・デ・コンポステラに至る「巡礼の道」を旅し、身も心も清められたと清き蕎麦を打ちまじめました蕎麦友です。
清き蕎麦はピレネーの山々の味がします。盛りつけたお蕎麦をじい~と見つめますとホタテ貝にみえます。(申し訳ありません。ホタテ貝は見えません。)
茶そば大王を拝命しています小生は、蕎麦友の勧めもありまして打ち始めました。
蕎麦切りに入りました所で、店主から、蕎麦切りの姿勢等の注意を受け、リズム良く早く切りなさい。切り幅は気にしない。と、指導を受けた次第です。
9月25・26日に第1回檜原蕎麦祭りが開催されます。その時に使用する画像を撮影しようと蕎麦友が申しまして、別荘の庭を背景に撮影をしちゃいました。
蕎麦友の注文は厳しく、蕎麦のツマミ方がダメ。もう少し蕎麦を下げてと真剣な顔で申すのです。何カット撮影しましたかね!ヤットOKが出ました画像です。(美味しく見えますか?)手前味噌ではありませんが、蕎麦は美味しいのですヨ。
一日に到着しました参加者の中に和服姿の女性がおりました。何か場違いな感がしましたら、茶道を嗜むとか。。。無粋な小生ですが一服立てて頂きました。
細やかに茶筅を動かしますね!無粋人は、腱鞘炎にならないか?心配をしてしまいます。
阿波国の蕎麦友一行も到着しました。休む間もなく晩餐の仕込みに入ります。
おっ~と。いきなり出てきました。滅多に味わうことが出来ないクエと呼ばれる高級魚です。九州ではアラ、関東ではモロコと呼びます。
身は白身で鍋が良しとされますが、脂がのっているのにしつこくありません。
「一度食べたら、他の魚はケエん」と、ダジャレちゃうようです。
前日まで鳴門海峡を泳いでいました真鯛です。此方も滅多に口に出来る魚ではありません。
鳴門の渦に引き込まれまいと泳ぎますから、身は締まり仄かな甘味がありまして、美味しゅう御座いました。
昨年に続き鱧もやってきました。阿波国の蕎麦友が捌きましてから、蕎麦友が骨切りに挑戦です。一寸20切りをするそうです。そこは、蕎麦切りに長けていま故、無難に切り終えたのです。店で買う鱧は、薬品臭いです。本来の鱧を味わうのは赤坂の料亭か?清里の蕎麦合宿ぐらいでしょうか。。。
豪華な刺身の盛り合わせが出来上がりました。
子供の頃に火遊びをしたろ~。(危ない子供ですね!そんなことはしなかったですヨ。)で、
薪を拾い集め火をおこします。
家庭では焼けない「くさや」を焼くためです。飲兵衛には応えられない酒肴ですが、何せ匂いの強烈なこと。清里の森中が、匂いに包まれたものと思います。
酒宴の最中ですが、この機会に檜原蕎麦祭りに使用します幟のデザインを取り纏めます。
難しい顔をしながら愛用のPCでカタカタ。早く本注文を出しませんと間に合わなくなります。尚もカタカタ。無線デバイスでプロバイダーに繋げようとしますが接続出来ません。
尚もカタカタ。詳しい阿波国の蕎麦友に尋ねますと、Webメールで送信したらとなり、無事発注のメールを送ることが出来ました。
幟の発注先は、弊社取引先の小松印刷さんに御願いをしました。(ご無理な御願いをいたしました)。早めに仕上がり、 檜原村 観光協会に届いた幟を蕎麦畑の用事で訪村した蕎麦友より出来映えの画像が届きました。良い出来と一同喜んでいたと申します。
酒宴に参加せず、接続に苦慮していまして、折角の刺身を味わい損ねてしまいました。
美味しい物は早く皿のみになるようです。
見かねました阿波国の蕎麦友が手際よく握りを作って下さいました。
独り占めの握り、美味しゅう御座いました。(得した気分です。)
まだまだ清里蕎麦合宿は続きます。
日本橋店 田口由明
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