修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2010.08.17
アサーと叫ぶのは谷岡ヤスジの漫画ではあるが、コーヒーと叫ぶ蕎麦友あり。
昨年は道具を忘れ、苦肉の紙コップドリップを考案したのも楽しい思い出となりました。
忘れないよう手の平にドリップとメモし持参した次第です。
清里の森を一歩出れば盆地特有の暑さである。緑のシェルターの中に居れば快適。
元気な蕎麦友達は乗馬にゴルフにと出掛ける。昼過ぎには、合流したお友達と共に戻ってきました。お友達は、蕎麦友と一緒に働いた方で、茅野で事業をしている。
日頃の腕自慢と蕎麦を供する。蕎麦談義に花が咲き、時間も押し迫ってきた。早く晩げの仕込みをしないと間に合わない。では、始めましょう。
キャベツを刻むのは任せろ、と慣れた?手つきで刻みだします。
ニラ・ニンニク・生姜・挽肉を合わせます。
蕎麦の捏ねの要領で具材を混ぜ合わせます。
皮も手作りと作っちゃいました。作ったのには理由があったのです。清里臨時料理人曰く。
参加者分を手作りしていては日が暮れると申すのです。其れはそうだ!一枚・一枚麺棒で伸したらどれ程の時間が掛かりましょうや。ではと、煎餅方式で行きましょうと提案。
蕎麦と違い伸びること伸びること。多少乱暴に扱いましても切れることがありません。
最初に伸ばす時は、伸しても縮んで来てしまいます。力も要るものですね!
収縮力に負けじと伸しまして、グラスで型抜きをすれば出来上がり。切れ端は、纏めて又伸してと無駄なく使用します。
余談がありまして、次の日、蕎麦友が蕎麦を打とうとしました。伸し板がデコボコしている。型抜きしました丸い痕が原因でした。(養生せずにご免なさい)
余った小麦粉は手打ち饂飩になりました。
でも、味わえなかったのですよ!オーナーの奥様は麺類が好きだとかでお土産に差し上げて仕舞いました。
男性陣は餃子作りをしたことが無いようです。左手に皮を乗せ、右手人差し指で水を塗ります。具を乗せ、皺を付けながら閉じていきます。
各人各様の餃子の完成です。
焦げ色が綺麗です。翼も香ばしく美味しさを増します。
翼を作るには、片栗粉を湯に溶くのが一工夫と清里臨時料理人が申します。
所で、餃子を食べるときは何を飲みますか?昼飯の餃子ライスはいけないと言うのです。
答えは、ビールだと言うのですが、餃子はビールの肴なのでしょうか?
水餃子も出来上がりました。日本では焼き餃子。中国に旅した時に出てくるのは水餃子が大方のようです。
烏賊の塩辛。飲兵衛の定番の酒肴です。化学調味料を入れません逸品でした。
やっと、卵焼き機の出番となりました。ふっくらと焼きますには、火加減と菜箸の使い方に左手の返す要領が決め手になります。
ビールだ!お酒だ!焼酎だ!挙句にワインだ!アルコールを飲むと脱水症状になりますね。
チョイとサッパリした肴が欲しくなり胡瓜モミを作ることにしました。
刻んでいる時は気がつきませんでしたが、蕎麦友の画像を受け取りました時に、不安そうに見つめている女性が写っておりました。
だいじょびかね!!指もスライスしそうで見ていられないよ!と、心配したのでしょうか?
塩で揉み。高原の手も悴む冷たさの水道水で洗います。ワカメと和えて完成です。
と、な訳で3日目の夜も更けていきました。
日本橋店 田口由明
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