修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2010.08.17
快適で楽しい一時は瞬く間に過ぎ最後の朝を迎えました。美味しく頂きましたクエ・真鯛・鱧のアラでの潮汁です。
残りました食材で豪勢な朝食です。飲んで食べてと、夏痩せも何のその、太りましたでしょうか?暑さでバテ気味の体も回復したようです。お掃除をして、かなり軽くなりました荷物を載せてカラマツ林を後にします。
富士が顔を出しました双葉SAで昼食。
車外は酷暑。東京も暑いでしょうね!
勝沼ICで途中下車し、甘利桃園に向かいます。出迎えましたのは、看板猫の甘利さんちの猫。熱いにゃ~。陳列台にグタ~と、昼寝です。何をしても起きません。我は、余分な毛皮を着ている分、余計暑いのじゃと、独り言も言いません。
昨年訪れた時は収穫期が過ぎてしまいました。
今年は、春先の低温のお陰で2週間程繰り下がったと話してくれました。
どこも此処も異常気象ですね!その後の急激な気温上昇が農家に打撃を与え、全滅の果樹園も出たと話してくれました。そして、早職探しをしている農家もあると語りました。
甘利さんの果樹園は、笛吹川からの清流をパイプで 直接引き入れたり、低農薬有機栽培と、一粒一粒丹精込めた手入れが収穫の喜びをもやらしました。求めたのは、直ぐに食せる完熟と数日後に食べごろになる二箱です。
今年の収穫は終わりましたが、来年、お出かけの節は立ち寄って美味しい桃を賞味ください。
http://www.cosmo.ne.jp/~peanecc/PeaneccWeb/Present/index.html
次に訪れましたのは住宅街にあります勝沼醸造さん。初めてですと通り過ぎてしまいます。
甘利さんが連絡を入れてくれまして、表に出迎えてくれました。
販売所に併設されているワインの寝床は、温度・湿度が管理され眠りに就いています。
眠りに就いている間に水分やアルコールが蒸発します。
自然の目減り分を「天使の取り分」と呼びます。一般的に木製の樽で1年熟成させますと、天使の取り分は1~3%との事。天使には申し訳ございませんが、樽の注ぎ口をシーリングして我慢をしてもらうようです。飲兵衛~天使なら怒りますかね~。
天使が集まり酒宴を開きすぎますと、その分価格に撥ね返ります。
因みにワイン樽の容積は225リットル。天使の取り分を3%とすると9本(750ml詰めで換算)になります。40樽強が眠りについていましたから、一年後に一樽が空になる計算です。後程、求めましたアルガブランカ・クラレーザの販売額に直すと48万円です。
ウッドデッキから自社栽培圃場を望むことが出来ます。
蕎麦友は、この景色を見ながらワイングラスを傾けるのを希望していました。
しかし、常に運転手であり希望は叶えられないようです。
自由に味わって下さいと、テイスティングコナーです。
ワインは不調法ですが、飲み比べますと違いが分かるものですね。貧乏性と言いますか?美味しいと感じたワインの値段を見てしまいます。
帰り道、寄るたびに荷物が増える奇っ怪な現象が起きます。摩訶不思議ですね。
再建中の某航空会社、ビジネスクラスで味わうことが出来るアルガブランカ・クラレーザ2009(ARVGABRANCA・CLAREZA)を求めてしまいました。
勝沼醸造さんのHPは此方です。
http://www.katsunuma-winery.com/
再度、勝沼ICから中央道を一路東京に向かいました。
日本橋店 田口由明
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