改造デジカメはレンズ交換が出来ます。

この頃は、透視ファインダー付きのコンパクトデジカメが少なくなりました。
中国製のデジカメを改造してCマウントレンズを取り付けた勇姿です。

取り付けましたのは、オリンパスズイコーのCマウントレンズです。
忘れ去られた８ｍｍフィルム用のレンズが日の目を見ることになるのです。
押入の中でも探してみましょうかね！

Cマウントのフランジングバックは１７．５２６ｍｍ。しかし、Cマウントレンズを取り付けるマウントを製作すれば高価になるのは必定。
世の中、良くした物です。秋葉原ラジオセンター２Fで見つけました部品は、ネジ切りピッチが一致したのです。しかも、安価で１００円で販売していると教えてくれました。部品を加工してエポキシ接着剤で固定し、画像が記録された時は感動したと、話してくれました。鏡のような輝きの映像素子（CCD）が剥き出しになっています。

赤外フィルターをレンズ側に取り付けました。

今回のビックリ改造を拝見できたのは、カメラ修理を趣味としておられるお客様が来店されたからです。
改造は得意だが、カメラ修理は性に合わないと申します。完成したためしが無いと言うのです。
でもね！こんな風にデジカメを改造するなんて凄いと思いませんか。
修理より改造の方が得意のようです。小生から見れば、改造の方が難しいと思いますがね。。。
その、努力の賜を撮影させて頂きました。
使命が終わった民具が、新たな道具に蘇りました瞬間です。

日本橋店　田口由明