修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2010.08.31
今日は長い一日となります。第一幕は蕎麦の種蒔き。数馬の湯で汗を流し、第二幕は 檜原村 夏祭りに参加して、手打ち蕎麦の模擬店を出店します。
会場は 檜原村 小学校。各地区の模擬店も多数参加をいたします。
打ち場は衛生上の観点から3階の家庭科教室をお借りします。
山間の学び舎に冷房設備はありません。湯を沸かす火が入りますと、まさしく火事場に変身するのです。玉の汗が噴き出ます。
それでも、蕎麦を打たねばならない。
3階から茹で上げた蕎麦を下ろす人力エレベターの準備も整いました。
バケツとフライパは何でしょうかね?合図の呼び鈴の代わりなのです。注文が入りますと下から紐を引き、フライパンが上下してガタコト・ガタコトとバケツを叩きます。
つかさず身を乗り出し注文数を確認し、板場に取り次ぎます。
何ともレトロでしょう。フライパンは料理するだけに非ず、と言ったところです。
茹で上げた蕎麦をコッヘルに入れ、慎重に下ろします。おざなりに下ろしますと、傾き、下で待つ身に蕎麦の雨が降ること請け合いです。腕力勝負の責任ある作業です。
人力モーターを勝手出たのは、自転車ツーリング好きの蕎麦友です。それ故、足節が強いのは分かりますが、腕っ節も鍛えられるのでしょうか?
ブレーキレバーを握るから鍛えられたと言ったとか。。。お任せ致します。
何時もの場所に赤十字の天幕があります。場所が変わったのかな~と思いきや、たかさご会の張り紙がありました。デモ用の蕎麦打ち道具を並べ幟を立てます。
地元の模擬店も幟を立て、主張をしています。今迄幟がありませんでした「たかさご会」は、勝手元不如意の台所でありまして、少しでも出費を抑える為、弊社取引先の小松印刷様に御願いし、9月25・26日の檜原蕎麦祭りに合わせ新調したのであります。
その様な訳で、大勢の方が檜原蕎麦祭りにお出かけ頂けますと有り難いと思います。
手打ち蕎麦の実演が始まりますと、名店の蕎麦を求めお客様が並びます。
其れと共にフライパンがガタコト・ガタコトと鳴り始めます。
出没!アド街ック天国で「 檜原村 」が放映された折り、秋川の畔で 檜原村 長・坂本義次氏がオカリナを吹いている場面がありました。
夏祭りでも村民に「昴」を独奏したのであります。谷村新司氏が歌う「昴」か、村長の「昴」か、山間に響く音色は放映の場面と重なります。
日が落ちますと、山間の空に炸裂音が響き大輪の花が開きます。
撮影機材はキヤノンIXY DIGITAL 110ISを使用。撮影モードはお任せのプログラム。
花が咲いてからでは遅いので、炸裂音と共にパチリ。写るものですね!
村民が花火に見とれている間に撤収・撤収と、急いで片付けに入ります。
急ぎませんと、駐車場から抜け出られなくなっちゃいます。
長い一日が終わり、帰宅したのは10時を回ってしまいました。
日本橋店 田口由明
あなたの大切なお写真の現像・保存・プリントは写真専門店カメラのキタムラにおまかせください。