修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2010.09.13
お天気と相談できないのが休日の申告です。困った物です。台風8号の時と違い太平洋高気圧も弱り、東に大きく進路を変えたのも秋が近づいている証拠ですね。家でふて寝と思いきや予報より早く東に抜けてくれました。
それに、台風一過の晴天では無く名残の雲による日差しが遮られ、お出かけ日和?になりました。真ん中の茶色い建物が東京鰹節類商業協同組合で通称鰹節センターです。
鰹節の良い香りを風が運んできます。
まず、一般の方が訪れる事はありません。階上が住居になっており、業務用のEVで4Fにあります原商店に向かいます。混合節2袋を求め、オマケの本節の削り節を戴いちゃいました。1袋で3リットルの1番出汁が採れ、2番出汁も採ります。この時ばかりは、美味しい味噌汁が戴けます。干しました出がらしは、愛犬クイーポのおやつになります。
蕎麦打ち仲間には作りました辛汁を料理に使用して市販品は使わないとの事。
健康に留意しているマメな方もおります。
原商店さんに別れを告げまして、建物を一回り。雨上がりの為か日干しをしている光景はありませんでした。不思議な物が目に入りまして、チョイトお邪魔をして撮影をしました。
一般家庭で使用する削り節は鉋屑の様な薄さですが、蕎麦用は厚削りなんですね。
そこで、カラカラに乾きました節を蒸籠で蒸して軟らかくするそうです。
小気味よい節を削る刃の回転音と共に滑り下りてくる厚削り節です。
後日、蕎麦打ちを教わっています老舗の店主に話をしましたら、折角の香りが飛んでしまうので蒸さないとの事。一本、一本カビを拭い、血合いや皮を丁寧に取り去るようです。
黎明橋下の運河に浮遊物回収船が台風後に流れ込みました浮遊物の回収にあたっていました。ここで、回収の目をくぐり抜けました浮遊物は、東京湾から太平洋に流れでてしまいますね。クラゲが好物の亀さんは、買い物袋をクラゲと間違え食べてしまい排泄することが出来ず、衰弱してしまいます。人間にとって便利でも自然界を破壊するモンスターなのです。
勝ち鬨橋を渡り築地市場へ向かいます。
現在に神林東吾がテレポート(瞬間移動)したらビックリの佃島に高層住宅街が聳えます。
東吾が奉職した軍艦繰練所は、高層住宅の向こう側でしょうか?静かに大川は流れます。
左側に築地市場の船着き場が見えます。
橋を渡り切りました所に「かちどきのわたし」の碑がありました。
由来板に昭和15年6月(1940年)迄、喉かな渡しの光景があったと記されておりました。
今は跳ね上がらない橋を眺めながら建つ碑は何を思っているのですかね。
築地に行ったら鮨食いね~ぇ。リーズナブルなランチを注文。1260円也。
時給を超えた清水の舞台の食事をしてしまいました。
丁度、昼時で食べている勤め人がお大尽に見えてしまいました。
韓国のり風に味付けしました胡椒味の魚河岸ペッパー(岩波海苔店)を味見。
http://www.gampa.co.jp/
気に入りまして購入。蕎麦屋の酒の肴に焼き海苔あり。日本酒が欲しくなりました。
飲兵衛になって仕舞ったのでしょうか。。。ウィ~。
又、東京メトロの売店に黒胡椒せんべいなるものがあります。好物です。どうも、胡椒味に目がないようです。
日本橋店 田口由明
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