修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2010.09.27
20日は彼岸の入り。暑さ寒さも彼岸までと言いますが、何時まで続きますかね。
埼玉菜園に向かう途中で下車し、叔父の仏前への供物を求めました。
精算するレジの前が鮮魚売場。清里蕎麦合宿の際、食しました鮭フレークが忘れられず作ることにしました。お持ち頂いた女史曰く。色々試したが、チリ産の養殖銀鮭が一番との事でした。日本では、三陸で養殖しているようです。
朧気な記憶を頼りに作り始めました。確か、グリルせよと思いだしました。
焼きすぎは禁物のようです。焼きました感は脂が乗っているのか?可成りギトギト。
大丈夫かいな。
皮と身の間の血合いと小骨を丁寧に取り、身を解していきます。
弱火で箸を使い更に身を解して行きます。
弱火で煎りますと身が解れてきました。脂肪のギトギト感は感じません。
此処で、清酒のみ100CCを投入。尚も乾煎りをしていきます。
ベットリ感からシットリ感になりましたら完成です。
チョイト味見をしました。駄目だ~ぁコリャ。魚臭く美味しくないのです。
このままゴミ箱行きかと思いましたヨ。取り敢えず容器に移し冷蔵庫で保管です。
作り方が悪かったのか?Webで検索しても原因は分からずじまいです。
翌晩、駄目元で食べてみたのね!お~。一晩で何が起きたのか?
お店で買いました鮭フレークと同じ味になっているのです。
魚臭さが消え旨味が凝縮されているではないか。
手前味噌ではありませんが、田端の先や、新潟の名店より旨い。鮭フレークだけでご飯が進みます。
寝る子は育つと申しますが、一晩寝た事で旨味が育ったのでしょうね。
娘に褒められて、悦になるオヤジでした。
日本橋店 田口由明
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