修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2010.10.19
10月2日に枝豆の頒布があると出掛けたところ、秘伝大豆・丹波黒豆の育ちが今一つで再度、集合の連絡網が回されたのです。
何時もは、蕎麦友と待ち合わせ中央道経由で現地に向かいますが、蕎麦友は用向きがあり電車・バスを利用しました。
都心からの電車を利用しますと、トンネルをくぐるのは四谷の先か田端ぐらいと思っていたのね。府中から本線を外れますと多摩丘陵の裾を縫うように進みます。そしてトンネルを5もくぐっちゃいました。新宿や上野発ならトンネルをくぐりましても珍しくないのです。チョットした旅行気分でした。
集合場所のひがし会館前で指導者の石井さんから説明がありました。
2週間で津久井在来種は成長を止め枯れ始めていました。枝豆として食せる株を見つけて収穫です。
秘伝大豆は2週間立ちましても膨らみがAAサイズと言ったところしょうか。
夏の暑さと小雨が影響している物と思います。それでも、膨らみのある株を探しまして収穫をいたしました。(小生と蕎麦友は収穫に参加していません。その訳は後程)
蕎麦打ち道具は持参。「たかさご会」の作務衣に着替え、参加者が収穫をしています間に石井さん宅をお借りして、十割り蕎麦を打っていたのですよ。和室で膝を折っての作業は強いものがありました。参加者の中に蕎麦打ちを趣味としている方あり、二八の経験しか無いとのことで収穫作業を割愛して見学中です。神妙なお顔が印象的です。
小生は、此処でも葱きり奉行を務めます。空中切りの話をしましたら、参加者のお嬢さんが空中切りに挑戦させて欲しいと奮闘している所です。人差し指を削がないよう気を付けて下さいね!My包丁グレスデンは良く切れますから。。。
竈を使い湯を沸かします。文明のガスより火力が強いのが良いですね。
そもそも蕎麦を打つ事になりましたのは2日の枝豆頒布の際です。余りの暑さに秘伝大豆の成長が思わしく無く、次回の集まりの時にうどん昼食会でもとなったのです。では、蕎麦友と十割り蕎麦を打ちましょう。芸は身を助けると申しましょうか!味噌造りでお世話になりました地元の方々への感謝の気持ちとなったのです。
帰りの車中で蕎麦友と「目立っちゃいましたね!」「十分目立っちゃいましたョ」。
根小屋に新たな蕎麦打ちの足跡を残してしまいました。
最初は遠慮していましたが、一口啜りますと止まらない。茹でるのが間に合いませんでした。そして、2Kgのお蕎麦が皆のお腹に収まったのでした。
蕎麦だけでは足らぬと、石井さんが地粉でうどんを打ちます。之がすこぶる旨いのです。
今度、地粉を分けて貰いたくなりました。
解散後、本宅でお茶をご馳走になり、ナスとミニトマトを戴いちゃました。
野菜高の中、有り難い頂き物です
秘伝大豆1Kgです。粒は大きく甘味と濃くのある味は最高ですね。
秘伝大豆の味は病みつきになる味です。
手打ちうどんの薬味に茗荷を使いましたが、本宅に沢山生えているとの事。
埼玉菜園の茗荷と違い根本には茗荷の絨毯です。種類が違うのでしょうか?
花が咲いていました。花が咲くと一味落ちると言います。
茗荷は好き嫌いがあるようですが、香りとシャキシャキ感がたまりません。甘酢漬けにして頂きました。
日本橋店 田口由明
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