修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2010.10.20
昨年はヘタムシの被害甚大で僅かな収穫の次郎柿です。年々被害が酷くなるのです。ヘタムシの巣窟になっちゃいましたかね!気が進みませんでしたが、ホームセンターの農薬おじさんに相談して薬剤を3度散布しました。お陰で多くの収穫が望めます。
東京の自宅の柿は、落葉が未だのようですが、週毎に掃き貯めた落ち葉は高さを増すばかりです。始め、落ち葉の嵩は張りますが、降雨の度に嵩が落ち着いていきます。
やがて腐葉土の熟成が進み大地に返ります。
色づきは今一つでした。初物として収穫をしたのです。
落葉したばかりのサイケ調の葉をアクセントとしてみました。
収穫しました次郎柿のヘタ部にイラガのマユがありました。あの電気ケムシのマユですね。
剪定ハサミで固い殻を割りますと次世代を引き継ぐ幼虫が入っておりました。
このマユ一つで如何ほどの子を生むのでしょうか?全ての葉が落ちましたらマユが無いか確認をしようと思います。それとも発電に使いましょうか。。。
津久井在来大豆の鞘も膨らんでいます。
負けじと、埼玉在来大豆の鞘も膨らんでいます。
昨年より2週間遅れで両者を収穫することにしました。
そして、2週間の差が甚大な被害をもたらしたのです。
鞘をもぎ取っていますと何やら穴(赤○部)が沢山開いています。調べますと大豆の大害虫シロイチモジマダラメイガ潜り込んだ痕跡です。潜り込み中の豆を食害します。
トウモロコシの害虫がアワノメイガ。メイガの付く害虫は潜り込み食害するようです。
破棄した株に鞘が沢山付いているように見えますでしょう。命の安全の為に消毒はしたことがありませんが、シロイチモジマダラメイガの被害を受けた鞘なのです
収量は昨年の半分。今年の酷暑が影響したのですね。2週間前に収穫できれば被害は軽微になったと思われます。大凡2Kgの収量と思います。
収穫中にご近所の方が見えお裾分け、お礼におやつを頂いちゃいました。
埼玉在来種と秘伝大豆の鞘の比較です。秘伝大豆の鞘は一回りも大きいのですね。
大きいからと大味では無いのですよ。味は津久井大豆栽培に参加しており、16日に戴き保証付きです。来週には収穫して味わう積もりです。
山芋の子の零余子が沢山実を付けていました。零余子を植えましてから3年。
地中の親芋は如何ほどになりましたでしょうか?
零余子は食材としては馴染みが薄いと思います。お店でお目に掛かることは希ですもの。
地方によりましては出回るようです。
試しにWebで検索しますと販売をしています。何と、値段を見てビックラ扱きました。
露地物で1Kg2,000円。防虫ネットハウス栽培物は9,000円もするのです。
序でに食し方をしらべてみました。結構ヒットします。一般的には零余子の炊き込みご飯。
http://cookpad.com/category/1289
その中で「むかごのバター炒め」を試してみました。う~ん。止まらないね。それ程旨い。
旬が何時だか分からない食材が多い中、秋を味わいました。(少しは、人間に粘りが出たようです。)
一度、食されたい方は庭先で育ててみては如何でしょうか?
日本橋店 田口由明
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