修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2010.11.08
山々の木々の化粧が進みます 桧原村 です。間も無く山里は厳しい冬の季節を迎えます。
動物たちも冬を越えるために自然の実りを待ちわびましたが、実りは不作で熊の出没が3件あったようです。
地域振興になるか?と、津久井在来大豆と埼玉在来大豆 が桧原村で 育つかを試したのです。しかし、収穫間近かに猿と猪のお腹に収まってしまい残念がっておりました。
猿は鞘をむきまして豆のみを食べる行儀よさなのです。それに引き換え猪はブルトーザーの如く手当たり次第に食い散らかす行儀の悪さとの事。まぁ~突進食事ですなぁ~。
収穫直前に台風14号が直激化の予報には心配を致しました。
蕎麦の実りは、山里の昆虫が受粉に汗を流して戴いたようで、大きな結果になりました。
心浮き浮き蕎麦の刈り取りです。
刈り取りました束は稲藁で縛ります。稲藁は懇意にしております千葉の農家の方から戴きました純国産稲わらです。通常の稲刈りは、コンバインで細かく裁断して田圃に戻します。
そこで、設定を変えて戴き、長いままに刈り取っていただきました。
蛇足ですが、稲藁を輸入しているそうです。畳床まで輸入藁で作るの?せめて、純国産の畳床で眠りたいものです。
稲藁の結び方です。稲藁を2~3本取り、蕎麦束を巻きます。
右手で稲藁の根元を押さえ、蕎麦束をクル・クルと回転させますと捻じれますね。
捻じれが緩まないようしながら輪の中に右手親指で差込完成です。
稲藁って灰汁があるのですね。加齢してもツルツルの手の平?がカサカサになるのです。
愛犬クイーポの肉球クリームでも拝借しますか。。。
始めは1束・1束結んでいたのです。そうしましたら「はざかけ」組より注文が入ったのです。竿に掛ける際、束を割ります。そうすると実が落ちてしまうから2束でクロス縛りにと、注文がはいりました。
クロス縛りにしたことで、棒を通して運搬も楽になったようです。
縛る時間も短縮されました。
一時は、日没まで終わるか?と心配したのです。終わらなければ翌日も刈り取り作業をしなければなりません。2日も刈り取りをしたら腰が壊れちゃうよ!
2日もはご勘弁をと参加者の気持ちは同じなんですね。鎌を動かす手が早くなりました。
防鳥ネットを張り刈り取り作業が終わりましたのは、山影が谷を駆け上がってきました時間でした。
日本橋店 田口由明
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