修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2010.11.15
2週続けて大豆畑に向かいました。橋本駅より直接集合場所に向かうバス便は、何と1時間に1本しかありません。
最後の急なカーブの坂道を登り切りますと平地が開け、間もなく集合場所です。
橋本駅のバス乗り場でお仲間と会いました時に「哀愁を漂わせたブログ見たよ!」と、言われてしまいました。チョイト赤面ものです。
ご苦労さんの言葉が有り難い。
集合場所でバスを降りますと、駐車場から鋭い観察力のお嬢さんがやって来ました。
「ブログ見たよ!涙が出ちゃったよ!」と、またまた赤面です。
蕎麦の刈り入れは、草に毛が生えたようなものですから鎌で刈り取ります。
大豆は、ちょっとした木の枝程の太さがあり、鎌でと言う訳に行きませんね。
そこで登場するのがエンジン付き草払機です。ベテランは慣れたものです。
エンジン音宜しくバリバリと薙倒していきます。
体験させて下さいと御願いしました。ハンドルは、こうもって。アクセルの位置はこのぐらいと、緊張した面持ちで指導を受けている所です。
少し刃を斜めにして、払うように反動を付けてと言われましたが、上手く行きませんね!
観察力鋭いお嬢さんに腰が入っていないと、言われちゃいました。
もう、出番がありませんYシャツは処分するに忍びず、野良着になりました。
瞬時に切り倒す。所謂達磨落としの要領でエンジン付き草払機を操作しませんと、振動で鞘が怒り出し弾けてしまいます。野鳥が喜ぶ刈り取り師ですね。
程々にご辞退を致しました。
エンジン付き草払機はコツが要りようですが、枝を集めてボッチを作るのはコツが要りませんで、此方の作業に変更しました。でもね!コツは要りませんが、中腰で拾い集めるのはキツイです。それに畝間を歩くのは可成りの運動量のようで、額に汗が滲みます。
種蒔きも、刈り取りも、広さに閉口しました畑でした。
何やら大きな穴が開いております。子供が悪戯に掘った穴でしょうか?
違うようです。地元の方に尋ねましたらキツネかタヌキのねぐらとか。。。
桧原村 の様に熊のねぐらでないのが救いです。
小豆の大納言を収穫しました。
小豆相場を舞台にした梶山季之氏が小説「赤いダイヤ」がありました。
今も昔も穀物が投機の対象となり、アメリカの金融緩和で溢れたお金が、一時、値を戻した大豆に向かっているようです。又、遺伝子組み換え大豆の事もあり、国産大豆が人気の様ですが、大豆栽培は大変のようです。コスト的にアメリカの大規模農業に太刀打ちが出来ないからです。食の安全とは、と考えさせられます。
津久井に来て初めて赤大豆を知りました。生産地は、西日本の限られた地方との情報でしたが山形県・宮城県でも生産をしています。その美味しさは、含んでいるアミノ酸(グルタミン酸・アスパラギン酸・リジン)が、黒大豆を凌ぎまして、黄大豆の倍も含んでいます。反時計回りに落ち大豆と幻の赤大豆。其れと戴きました大納言です。
畑の灌木に彩りを与えていた烏瓜を採ってきました。見慣れている地元の方には珍しくもありません。でも、都会人は喜ぶのだな~と、変な感心をしていました。
枯れた実から種を取り出しました。ウリの名を冠していますから、ウリ科の種を想像していました。湯に浸け果肉を取り去りますと、以外な大きさの真っ黒な形をしています。
財布に入れておくとお金が増えるの例えがあるようです。
沢山烏瓜を採取しましたから種も相当な量です。隠居後の糊口を凌ぐためにも財布に沢山入れておきましょうかね!
日本橋店 田口由明
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