修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2010.12.03
友人から規格外の梨が手に入ったと送られてきました。規格外は見た目の形が悪いだけで、そのまま食べても実に美味しい。見てくれが悪いだけで出荷が出来ない哀れさがある。
丹誠込めて育てている生産者が悪いわけでもない。折角実を結んだのであるからして、恵みを無駄にせず、ジャムを作ることにしました。
皮を剥き、ざっくりと賽の目に切ります。梨1Kgに三温糖を130gを使用。そのまま暫く放置すると果汁がしみ出てきます。
煮立つまで強火で、沸騰したら弱火でコトコト、灰汁を取りながら煮詰めます。
此方は、オリゴ糖を含むお腹に優しい無精製の甜菜糖を使用。北海道では精製された白き甜菜糖が手に入るが、本州では難しいですね。無精製ですから色が出てしまいます。
梨はペクチンを含まないのか?固まらない。友人も、固まらないね~ぇ。其れならばとゼラチンを使ってみる事にしました。所がギッチョン。ゼラチンの使用量が分からない。
ゼラチンを使うのは初めてです。笑いたくなる事が起きました。何故って!!
注意書きを読まず、そのまま入れたのね。そうしましたら杓文字がゼラチン状態。お~い。
杓文字がゼラチン状態だよ!あんたはバカね!注意書き読んだ。読むわけ無いよ。
書いてありました。水に浸けて軟らかくして使用せよと。。。
固いのは、好みでは無い。固くてはおやつになってしまいます。少し学習するかで、6枚を使用。出来上がりを見て増減するつもりです。
試行錯誤で出来上がりました。職場の女性に差し上げます。ヨーグルトで食べましたら美味しかったと感謝されました。
もう一つは、細かく賽の目切りにしグラニュー糖を使用しました。
ゼラチンに替えてペクチンを使用。梨1Kgを煮詰めペクチン1袋(11g)を使用。
お餅も完全に突いたのより半殺しが好みです。果肉を残したジャムは、梨の風味が残り美味しく戴けます。所でシナモンの風味を付けたらどうなりますでしょうかね!
シナモンパウダーで無く、シナモンスティックで香り付けをして、好みの香りが付きました所で取り去ります。
余分ですが、シナモンスティックをスプーンに置き換えたシナモンコーヒーが好みです。
砂糖をシナモンスティックで掻き回し、香り付けされたコーヒーは心安らぎます。
日本橋店 田口由明
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