修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2012.01.20
若干撮影倍率に違いがありますが、根小屋産玄蕎麦と他産地玄蕎麦の実の大きさに違いが有ります。
それは、土壌の違いからか?環境の違いなのか?兎も角。実が一回りも大きいのです。
粒選別しますと実の大きさが2L・3Lなのです。通常なら喜んでしまうところですね!
所が大きな問題が起きてしまいました。それと申しますのも皮むき機の網が5.4ミリまでしか用意されていません。余りに実が大きく無理に皮を剥きますと丸抜きにならず屑になってしまうのです。育ちすぎも思わぬところで障害となってしまいました。
相模原市緑区根小屋で津久井在来大豆と味噌作りに参加しました年に蕎麦友と手打ち十割蕎麦を振舞いましたのが縁で翌年蕎麦作りをする事になったのです。夏蕎麦作りは撃沈の憂き目に遭ってしまいました。無知と申しましょうか?秋蕎麦用を播種してしまったからでした。気を取り直して秋蕎麦作りを致し、60Kg余の収穫を得たのです。
蕎麦の白い花が咲き始めますと根小屋産の蕎麦が味わえると大豆畑参加者は楽しみにしておりました。新年を迎えた6日にその時がやってきたのです。場所は名店、そばの膳たかさごでの開催。都合の付きました10名の参加がありました。
一同楽しみとしておりました瞬間です。一口食べるなり一同が口にしましたのは「美味しい」の一言でした。緑濃く噛みしめるごとに甘みが舌の感覚を経て脳に伝わります。
品な江戸蕎麦です。
味比べにとお店で出している銘柄蕎麦と比べてみたのです。お米で言えば魚沼産コヒシカリで蕎麦の銘柄品であり、これだけを食べたのなら、そんじょそこらの蕎麦より美味しいのです。それを上まってしまったのが根小屋産だったのです。 実は、隠居人、一足早く根小屋蕎麦を味わっていました。その風味と腰のある蕎麦は、腕が一段上がったと思うくらいでした。
裏メニューたたきのり。潮の香りが鼻腔を擽ります一品です。
野菜揚げ。蕎麦屋のてんぷらは、てんぷら専門店と比べると温蕎麦用に衣を厚くしてありますが、揚げものだけの場合は薄めにしてありますね!望月蕎麦合宿以来、美味しく戴いた次第です。
蕎麦屋での肴となりますと種ものが定番です。蕎麦後になってしまいましたが、常きげんが一段と美味しく感じたものです。
根小屋の石井さんが自慢する津久井ふるさと玉子を持参いただきました。
自慢の卵で焼いていただきました「出汁巻き玉子」。う~ん。玉子焼きとはこんなにふっくらとしているものと感心しきり。ふっくらと焼きあげるのは難しいものです。
でた~ぁ。他の蕎麦屋がビックリの蕎麦掻きです。
目でも楽しめるよう葉の形になっています。「蕎麦掻き」に掛けて柿の葉を表しているのですね。隠居人、久しぶりに味わいますが、何時味わいましても唸ってしまう一品です。
参加しました一同、蕎麦掻きを味わった事がある方も唸ってしまいました。
翌日、都合で参加できない方が根小屋蕎麦を味わったそうです。
又、蕎麦作りのお手伝いを戴き参加できなかった方に蕎麦のお土産を戴いたようです。
奥様は関西の育ち。蕎麦は余り嗜まないそうですが、根小屋蕎麦を1.5人前も食べてしまったと御主人が驚いておりました。
今年は、夏蕎麦用を播種して、秋蕎麦も手掛ける予定です。
昨年同様、美味しい蕎麦の収穫になる事を祈るばかりです。
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