修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2012.04.06
ご近所から夏みかんを収穫したとの電話が入り頂いてきました。
大きな庭に大きな木があり、葉が隠れるほどに実っていたのを目にしておりました。収穫個数は千を超えたようで近所に配り終えたところでした。収穫するのも大変。配るのも大変。食べるのも大変の三大変です。
隠居人も45リットルゴミ袋一杯の夏ミカンを頂いてきました。
今日では甘く食べやすく品種改良された品種が主流ですが、昔は、重曹を着けながら頂いた物でした。基本は生食。チョイト砂糖や蜂蜜を振り掛け一晩置きましてヨーグルトと共に美白を目指してビタミンCを摂取します。
果皮は捨てずにピールを作りました。グラニュー糖を塗す前にキッチンタオル上で余分な水分を飛ばすと綺麗に塗すことが出来ますね!
グラニュー糖を塗してからも好みの固さに乾燥をさせます。
何の世界も同じですが、経験数が大事のようで法華の太鼓の例えどおり綺麗な仕上がりになってきました。
夏みかんを食べればピール作りになります。目先を変えて貴重な梨ブランデーを小匙一杯加えますと、驚きの美味しさになり、娘からはチョコピールを所望されて仕舞いました。トホホの隠居人です。
彼岸の供物を求めた際にこの時期としては珍しい紅玉りんごを見つけました。
りんごも消費者の好みに合わせて品種改良が進んでいますね!
昔は、甘酸っぱさが庶民の楽しみでした。庶民の味も今では高級品並のお値段のようで一玉190円もしています。
お友達が湯河原で柑橘を育てているようで美味しい「はるみ」を頂きました。
右端の瓶は「あたご」と言う梨の品種のコンポート。パイ生地に包んで焼きあげると美味しいようです。
紅玉2玉を銀杏きりとし、色づけに皮も入れて煮込みます。残り2個は摺り下ろしました。
夏みかんを4個。はるみを5個。清見オレンジ2玉。紅玉4玉。ギュラニュー糖200g。
ゼラチンとペクチンを加え煮込んでいきます。
浮き出たアクは丁寧に掬います。
とろみが出てきたようです。香り付けに貴重な梨ブランデー適量を加えアルコールを飛ばします。
柑橘系のジャムは、加熱しても色味が褪せないから食欲をそそるジャムになりますね!
隠居人。少しばかり自慢したいくらいです。
冷蔵庫で冷やしますとゼラチン作用で程良い粘度になるものと思います。
又、少し寝かせることで糖分と素材が馴染み美味しくなりますね。
「はるみ」を頂きました友人に報告しますと、マメですね!と言われ、後日、お届けに上がると伝えると、「待ってま~す」の返事が戻ってきました。
来年は、引き替えにもそっと「はるみ」をお強請りしてみましょうかね?
食べるのは、妻と娘。ピールを作るのは隠居人。閑がると言われれば其れまでですが。。。
お店で買うと高いのでピールにチョコレートを塗布した洒落た名のオランジェットが良いよね!と言い出しました。本格的には菓子用のチョコを使うようです。取り敢えず市販のブラックチョコレートを湯煎で溶かし、半分に塗ってみました。
全体にチョコを塗布した後、ココアパウダーを塗す作り方があります。手先が汚れるので半分を残した方法が、見た目も綺麗でお洒落ですね!
あなたの大切なお写真の現像・保存・プリントは写真専門店カメラのキタムラにおまかせください。