まつだてつお
1947年東京生まれ。若い頃から赤瀬川原平氏や南伸坊氏と親交を持ち、路上観察学会の中心メンバーとして活躍。ベストセラーを数多く手がける多彩多芸な編集者。最近手がけた「老人力」(赤瀬川原平著、筑摩書房)は、発行部数41万部という筑摩書房創業以来の大ベストセラーとなった。現在は筑摩書房常務取締役。
路上観察学会は創設以来、今年で14年目を迎えました。赤瀬川原平氏、南伸坊氏、林丈二氏、藤森照信氏と、学会の主要なメンバーである皆さんは、いずれも劣らぬ強い個性をお持ちです。相反する個性的な皆さんが、長く一つの活動を続けていられるのはなぜでしょう。今回は路上観察の持つ、もう一つの魅力、人を結びつける秘密を、路上観察学会創設に大きな役割を果たした松田哲夫氏に、「奥の細道」のお話とともにうかがいました。
大きな巾着袋の飾りがあるお店。大金を持ったお客さんに来てほしいのか、それだけ大きな巾着袋を持つほど儲けたいのか。温泉らしい風情のお店だ。(飯坂温泉)