Vol.42 2002 AUTUMN
 
なにごとも馴れることから始めよう
(上)500万画素のカメラと見比べると、130万画素のこのカメラの画質はかなり落ちる。しかしどうしようもないほどに違うというほどではないから、やたらと高画素を望む必要はない。
■カメラ:フジファインピックス1200 1280×960ピクセル 
圧縮:1対10 プログラムAE 焦点距離:5.80mm
 画像処理における注意点は、画質をよくしようとすると、データが重くなるから、処理にやたらと時間がかかったり、高い能力のパソコンが必要になるから、最初からあまり高価なデジカメを買わない方がいい。つまり、いかに写真経験が豊富でも、デジカメはパソコン作業が重要だから、馴れるまでは簡単なカメラから始めることが重要なのだ。
 まあ人間ミエは張りたいモノだし、いまさらコンパクトタイプのカメラなんて使えるかといいたい気持ちもわかるが、いきなり高級デジカメに手を出すと、とんでもないワナがまっている。たとえば最近ではモデル撮影会などでも、レンズ交換式デジカメを持ち込んで、モデルに撮影したばかりの画像を見せてよろこんでいる人を見かけるが、現時点でのレンズ交換式デジカメは、使っているうちに撮像用のCCDにゴミが付いてしまい、そのうちに撮った写真がゴミだらけになってしまうということが起こりえるのだ。
 もちろんそのうちゴミ問題を解決したカメラが発売されると思うが、それまではレンズ交換式デジカメを使う場合は、注意した方がいいのだ。
 そうはいっても、デジカメの勉強を始めないとどんどん時代遅れになってしまうから、現在オススメできるデジカメを紹介しよう。サンダーが現時点で安心して推薦できるデジカメは、オリンパスのE-20がトップバッター、続いてミノルタのディマージュ7i、フジのファインピックスS602である。この辺のカメラはレンズ固定式だが、ズームレンズ付きだから、かなり画角変化には対応できるし、撮影機能もなかなか高い。CCDにゴミが付かないカメラは必ずできるはずだから、現時点ではこの辺のレンズ一体型一眼レフタイプのカメラを購入してデジカメの練習をすることが肝心なのだ。
(右)500万画素のカメラと見比べると、130万画素のこのカメラの画質はかなり落ちる。しかしどうしようもないほどに違うというほどではないから、やたらと高画素を望む必要はない。
■カメラ:フジファインピックス1200 1280×960ピクセル 
圧縮:1対10 プログラムAE 焦点距離:5.80mm
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