【束の間の晴天】 ■カメラ：マミヤ645AFD　レンズ：ズームAF　ULD　105〜210mm　F4.5　絞り：f16　シャッタースピード：1/125秒 フィルム：RVP100　撮影地：八甲田山（2月）　〈撮影〉林 明輝 日本の自然風景の中に、まだまだ新しい発見が潜んでいる。

自然風景を心から愛し、自らの感性を生かしてネイチャーフォトを撮り続けている林明輝先生。これまでは「山」「水」「森」をテーマに撮影活動をされてきました。海外での撮影経験も豊富な先生は、『日本の自然風景を撮ることがいちばん難しい』とおっしゃいます。そんな林先生は、今年の5月より北海道の大雪山を新たなテーマとした撮影を開始。また、自ら写真教室を主宰するなど、アマチュア層の指導にも力を注いでいます。『ネイチャーフォトの価値を高めたい』と願う先生に、撮影に対する心構えなど貴重なお話をお聞きすることができました。。 ※なお、表紙及び特集ページに掲載した写真は、すべて林先生の作品です。

りん　めいき 1969年、神奈川県横須賀市生まれ。18才よりマミヤRB6×7を片手に独学でネイチャーフォトを始める。1995年、長野県雨飾山（あまかざりやま）の取材を開始。2年半で80回以上の取材を行い、1998年に写真集「あまかざり」（愛育社刊）を出版。富士フォトサロン東京で、同名の個展を開催。1999年、マミヤオーピーカレンダー「四季の息吹」を担当。タウン情報誌「FLAP」の表紙を2年間担当。2000年、ポストカードブック「潤いの時間」を出版。2001年、写真集「水のほとり」（愛育社刊）を出版し、富士フォトサロン東京で個展を開催。「ショパン国際ピアノ・コンクール」最高位受賞者、ケヴィン・ケナーのCDジャケットに写真を提供。2002年、羽田空港の富士フイルム電飾看板（6×4m）に作品を提供（以降2004年まで4回）。世界カメラショー（ドイツ・ケルン）で個展「水と樹」を開催。 2003年、株式会社明琳を設立し、本格的な撮影活動を展開する。2004年、株式会社東芝カレンダー（water of life）を担当。富士フイルムが海外に日本の写真家を紹介するウェブギャラリー（ワールドワイド）を担当。雑誌「旅写真」（ニューズ出版刊）で「中判カメラへの誘い」を連載。富士フォトサロン東京で個展「森の瞬間」を開催し、同名の写真集（小学館刊）を出版。この写真集は、フィンランドのIFWP（International Federation of Wildlife Photography）ネイチャーブックオブザイヤー2005を受賞。また、同年の栗田工業カレンダー（水の流れ）を担当。現在、北海道大雪山の取材を展開中。2006年版の企業向けカレンダーは、（株）東芝、ニッセイなど5本を予定。（株）明琳代表取締役、マミヤカメラクラブ講師、写真教室・輝望フォトグラファーズ主宰。日本写真協会会員。日本自然科学写真協会評議員。2004年フォトエキスポ、2005年フォトイメージングエキスポの講師を勤める。 ※富士フイルム／ワールドワイド・フォトギャラリー　http://home.fujifilm.com/water/index.html

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