【冴ゆる響】オシンコシンの滝上部に朝日が射し込みました。凛とした厳冬の空気の中でも絶え間なく滝の音が聞こえてきます。少しアンダー気味にすることで光を強調しています。
■カメラ:ペンタックス645N・ レンズ:FA45-85mm(F4.5) シャッタースピード:1/20 絞り:f22 フィルム:フジクローム
ベルビア100 UVフィルター 三脚使用 撮影地:北海道斜里町オシンコシンの滝 |
【贅の極み】今年も残すところあと二日という12月30日に素晴らしい出合いがありました。真っ赤に染まる湖面はきっと神様からのプレゼント。そんな思いで丁寧にシャッターを切りました。
■カメラ:ペンタックス645N・ レンズ:FA150-300mm(F5.6) シャッタースピード:1/2 絞り:f19 フィルム:フジクローム
ベルビア100 UVフィルター 三脚使用 撮影地:福島県裏磐梯秋元湖 |
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皆さん非常に熱心ですが、若い人の方が作品をつくる過程を大事にしている感じがします。具体的には復習をよくされています。撮ってきたものを自分で分析して反省をしています。
それに比べると年配の方は結果を早く求めたがる傾向があり、撮ることに集中して作品を見返すことが少ないような気がします。
私が皆さんによく言っているのが、「見直す」ということです。写真は自分で撮ったものを見て自分で勉強できるものです。仕上がりを見ながら露出・構図など次への注意点が見えてくるはずです。このようなことをされている方は上達も早くなります。
――フォトコンテストの審査員などをされている立場から見た、デジタル作品の特徴はどのようなことでしょうか?
デジタルは不要な画像を消去できることも利点の一つですが、フィルムの場合は失敗したカットも現像されて残ります。それを自分の目で見ることで失敗の原因がわかり、頭の中に知識として残ります。デジタルは撮影現場で確認して、補正や消去をするので次へ失敗を活かすことが難しくなります。ですから、デジタルでもフィルムでもシャッターを切るときの“気持ち”“気合”は常に大事にしていないといいものは撮れないと思います。
――本日はお忙しいところありがとうございました。 |