【うちわで撮る!夏の花火】
デジタルカメラで多重露光撮影ができちゃった!

花火を撮るときなど、通常よりもシャッターを開いている時間を長くして撮影する(バルブ撮影)とき、リモコンや手動ボタンでシャッターを開けたり閉めたりする方法以外に、もっと身近な道具で確実な方法があります。それは、なんと、うちわ!(そう、花火大会では誰もが手にしているうちわです) 以下、その方法をご紹介しましょう。


1) どこにでもある紙製のうちわをひとつ用意して、その両面を、墨で真っ黒に塗る(なるべくムラのないようにしっかりと)。
2) カンペキに乾かすこと(そうそう、たしか、フォト美さんが手にしていたうちわって・・・??)。
3) 撮影時、バルブ(長時間露光)撮影にモードを合わせ、長めの秒数を設定する(8秒とか)。
4) 本来シャッターをきるタイミングよりも少し前にシャッターボタンを押す。そのとき、レンズの前を黒うちわで覆い、光を遮っておく。
5) シャッターを切りたいタイミングになったとき、レンズの前からうちわをはずす。
6) 2〜4秒程度経過してシャッターを閉じたいとき、黒うちわでレンズの前をふたたびサッと覆う。

7) 必要に応じて、5 と 6 をくりかえす(3 でセットした秒数の間で)。こうすると、多重露光撮影になる。
8) シャッターボタンを押してシャッターを閉じる。

-とじる-