1.着眼点は色彩だけではないゾ |
|
いかに紅葉がキレイであったとしても、並大抵の美しさだけで入選を目指すのは至難の業。フォトコンテストに応募する以上、他の作品から抜きん出たものを感じさせる作品でなければなりません。例えば、紅葉の風景に寺院など古い建造物や人物といった添景を取り入れてみるのも良いでしょうし、紅葉だけで勝負するなら、まさに見る人を圧倒させるほどの色で描写するとか、ワイドで圧巻的な紅葉風景など・・・。いずれにしても、ひと工夫、ひとひねりはホシイものです。なお、それ以前に、撮影者自らが感動して撮影することが大前提であることもお忘れなく。 |
2.主題をはっきりさせよう |
|
どんなシーンの撮影にも共通することではありますが、主題と副題を常に考えて構図を決めると良いでしょう。そうすることで、おのずと日の丸構図(第1回の花の撮影では、当初、フォト美は日の丸ばっかりでしたっけ...)は避けられますし、主題もはっきりしてきます。主題が明確になれば、ボケを利用した表現方法も活きてきますので、インパクトのある作品に仕上げることも可能です。 |
3.逆光・半逆光でメリハリを |
|
ときに、逆光や半逆光の被写体は、キラキラと輝く輪郭線がとても美しいものです。また、逆光の透過光で紅葉を撮影すれば、透明感あふれる作品にもなり得ます。このように、被写体への光の当たり方にも細心の注意をはらい、メリハリのある写真撮影もオススメします。 |
4.タイトルだって重要なのだ |
|
作品を審査する際、タイトルも対象になるため、安易なタイトルは避けた方が良さそうです。作品を代弁するようなタイトル、センスを感じられるタイトルは歩があるとのこと。それには、過去の入選作品とそのタイトルを参考にしてみるのも一考です。フォトコンテストの専門誌などの情報も役立つでしょう。
→フォトコンライフWeb版【どうする?タイトルのつけ方塾】 |