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iPhoneが発熱する原因は?バッテリー交換の必要性と発熱放置のリスク|Apple製品の正規修理サービス

iPhoneの使用中や充電中によく発熱し、バッテリーへのダメージに不安を感じている方もいるのではないでしょうか。iPhoneのバッテリーは発熱することで劣化が早まり、いずれ寿命を迎えます。発熱・劣化で深刻な問題が発生する前に、バッテリー交換が必要です。 iPhoneはなぜ発熱するのか、どのような状態になるとバッテリー交換が必要なのかを知ることで、落ち着いて対処ができます。非正規充電アクセサリやサードパーティ製バッテリーの危険性も知り、適切に発熱・バッテリーのトラブルを解決しましょう。 そこでこの記事では、iPhoneが発熱する原因やバッテリーの劣化・寿命との関係、問題を放置するリスクについて紹介します。

こめかみに手を当て深刻な表情でiPhoneを見下ろす女性
iPhoneが発熱する原因とバッテリー交換の必要性をチェック

iPhoneの発熱はCPU・GPUやバッテリーから

iPhoneを横持ちで使用し、にんまりと微笑む男性
iPhoneが発熱する理由に迫る

iPhoneの発熱は、主に内部のCPU・GPUやバッテリーから起こります。CPUは計算処理を担当する「コンピュータの頭脳」に当たるICチップで、GPUは画像・動画処理に特化したICチップです。

CPUやGPUはiPhoneの右側(背面にカメラがある側)、バッテリーは左側に取り付けられています。熱くなる側がどちらかで、発熱しているハードウェアをある程度判断できます。

iPhoneが発熱する原因

モバイルバッテリーの上に置いた充電中のiPhone
iPhoneが発熱する6つの原因とは

iPhoneはさまざまな原因で発熱します。CPU・GPUやバッテリーに大きな負荷がかかっている場合のほか、iPhone周囲の温度が高かったり非正規充電アクセサリを使っていたりする場合、また非正規店で修理経験がある場合などです。ここでは、iPhoneが発熱する6つのパターンを解説します。

CPUやGPUの処理負荷が高い

iPhoneの使用時、CPUやGPUにかかる負担が大きいと発熱します。ノートPCやデスクトップPCは内蔵ファンで冷却しますが、iPhoneにはファンも通気口もなく、金属の熱伝導により熱を逃がす仕組みです。

このためiPhone表面がある程度熱を持つのは自然なことですが、アプリで高精細な3Dグラフィックや処理負荷の大きいAIなどを扱う場合、CPU・GPUの発熱によりかなり熱くなる場合があります。

iPhoneを充電しながら使用している

iPhoneを使用中にバッテリー残量ゲージが減っていることに気付き、Lightningケーブルを差して充電しながら使用を継続する方もいるでしょう。しかしこの使い方だと充電と放電を同時に行うため、バッテリーの負荷が大きくなり、発熱する場合があります。

特に影響が大きいのは、高負荷なゲームや動画再生などに使用している場合です。この状況はバッテリーだけでなくCPU・GPUも負荷が大きくなり、iPhoneを持っていられないほど熱くなる場合もあります。

iPhoneの周囲の温度が高い

iPhoneは金属製の部品が多く、熱を吸収しやすい性質があります。またファンや通気口を持たないため、熱伝導により放熱することも必要です。

このためiPhoneの周囲の温度が高く、また放熱しにくい環境に置いた場合、発熱しやすくなります。例えば、車のダッシュボード上で長時間直射日光を浴びせ続けるのはよくありません。こういった状況で充電しながら放置していたり、充電しつつ使用していたりすると、異常に熱くなる場合があります。

非正規の充電アクセサリを使用している

iPhoneが搭載するリチウムイオンバッテリーは、過充電(100%を超えた充電) により熱暴走を起こす場合があります。リチウムイオンバッテリーの熱暴走とは、充放電する際に発する熱が制御不能の状況に陥ることです。

iPhoneの純正バッテリーや正規充電アクセサリには、過充電されない仕組みがあります。しかしMFi認定を受けていないLightningケーブルや充電用アダプタ、特に高電圧のものを使用している場合、過充電により発熱や熱暴走を起こすケースも珍しくありません。

これは機器に依存する問題です。粗悪な非正規充電アクセサリを使用し続ける限り改善されません。

iPhoneの防水性能が低下している

iPhoneの防水性能は「水没」を防ぐために重要です。しかし防水性能は経年変化で低下する場合があり、画面割れなどの損傷を受けると容易に水が侵入する状態になってしまいます。

修理時にはiPhoneの筐体を開けて作業しますが、Apple非認可の非正規店での修理では、防水性能が復帰しないケースもあり得るでしょう。

そのような状態で水滴の跳ねなどを受けると、内部に水分が侵入し、CPU・バッテリーの劣化や回路のショートにより発熱するおそれがあります。

非正規店でバッテリー交換をした

iPhoneが搭載するリチウムイオンバッテリーは精密機械です。これはリチウムイオンバッテリー全般にいえることですが、わずかな金属の混入やゆがみが発熱の原因になります。

Apple非認可の修理店では、Apple純正部品を使用できません。非正規店でバッテリー交換をした場合、修理後に装着されているのはサードパーティ製のバッテリーです。このためバッテリーの減りが直ったと思っても、Apple純正バッテリーを装着していたときより発熱しやすい状態になっている場合があります。

iPhoneの発熱はバッテリーの劣化を早める

バッテリーは消耗品です。経年で性能が劣化し、容量やパフォーマンスが低下します。またiPhoneが発熱する状況はバッテリーの劣化を早め、寿命を縮めることに注意しましょう。

なお新品時と比較したバッテリー容量は、[設定]→[バッテリー]→[バッテリーの状態と充電]→[最大容量]から確認可能です。最大容量は100%から少しずつ減っていき、通常の使用状態だと2年程度で80%まで低下します。80%を切るとバッテリー交換が必要なタイミングの目安です。

iPhoneのバッテリー発熱を放置するとどうなる?

iPhoneを片手に、顔を隠すように額に手を当てうつむく若い女性
iPhoneのバッテリー発熱を放置すると深刻な状態に

iPhoneの発熱はバッテリーの劣化を早めます。発熱しやすい条件下で使用を続けることで、寿命が短くなっている場合も珍しくありません。またiPhoneは内部温度が規定値以上になると、自動的に温度調整を試みます。これは正常な動作ですが、保護機能が過剰に働く場合もあることは注意点です。バッテリーの劣化や発熱を放置した場合、最悪の場合発火します。

充電が遅くなる/停止する

iPhoneが発熱していると、充電が遅くなったり停止したりする場合もあります。これはバッテリーの劣化を抑止するための保護機能です。

またバッテリーが熱くなり過ぎている場合、80%以上の充電を自動的に充電を停止する機能もあります。iPhoneの正常な動作温度範囲は0〜35℃です。

この温度範囲を超えて80%以上の充電をしようとした場合、iOS 16では「充電保留中。iPhone が通常の温度に戻ると充電は再開されます」と表示されます。これにより「充電したはずができなかった」ということもあるでしょう。

ディスプレイが暗くなる

iPhoneが発熱すると、それ以上の温度上昇を避けるためにディスプレイの機能が低下する場合もあります。これもiPhoneの保護機能のひとつです。

ディスプレイを含めたハードウェアの故障を防止したり、データの破損を回避したりするために、CPUやバッテリーの発熱による温度上昇を抑えます。バックライトが暗くなるだけの場合もありますが、熱くなり過ぎるとディスプレイに何も表示されなくなる仕様です。

パフォーマンスが低下する

iPhoneが発熱すると、ディスプレイのほかにもさまざまな機能が制限される場合もあります。例えば以下のような変化です。

  • アプリの起動が遅くなる
  • 高負荷なアプリの動作が遅くなる
  • スピーカーの音量が低下する
  • バックグラウンド更新が停止する
  • フラッシュが一時的に無効になる

ただし通話品質・Apple Pay・各種センサーなどの重要な機能の多くは、パフォーマンス管理機能の影響を受けません。

突然シャットダウンする

発熱時にはiPhoneがクラッシュを避けるための保護機能を動作させますが、あまりにも熱くなるとシステムはシャットダウンを選択します。これは正常な保護機能ですが、ユーザーからすれば「突然のシャットダウン」でしょう。

またバッテリーの劣化が進み、最大容量が新品時の80%を下回る程度になると、必要なピーク電力をバッテリーが供給できなくなる場合もあります。ピーク電力とは、バッテリーの最大瞬時給電能力です。重要な機能を動作させるためのピーク電力を供給できないほどバッテリーが劣化すると、頻繁にシャットダウンを繰り返す可能性があります。

iPhoneを使えなくなる

頻繁にシャットダウンを繰り返すことで、基盤(ロジックボード)やiOSといった重要なハードウェア・ソフトウェアが損傷を受け、システムが正常に働かなくなるおそれもあります。

ここまでくると、ほぼ末期といえる症状です。iPhoneを使用中に発熱と無関係にシャットダウンするなどの異常な動作を繰り返したり、起動もできなくなったりし、状態が悪化すればPCに接続してもデータを取り出せません。改善・解決のために自力でできることはほぼなくなっているといえます。

最悪の場合は故障する

高温環境や他社製アクセサリの使用で負荷がかかり続けると、iPhoneの安全装置が働き、上記のようにさまざまな問題が発生します。

さらに同じような環境で使い続けると、iPhone自体にもダメージが蓄積し、故障の原因になることも考えられます。

AppleCare+加入ならバッテリー交換は0円

iPhoneはバッテリーの最大容量が80%を下回る程度まで劣化すると、頻繁にシャットダウンを繰り返すなど深刻な状態になります。そうなる前にバッテリー交換が必要です。

バッテリー交換は非正規修理店でも可能ですが、サードパーティ製を使用しているため、発熱を含む何らかの症状が出ないとは限りません。最悪の場合は発火・爆発のおそれもあるでしょう。したがって、Apple公式やApple正規サービスプロバイダに依頼し、純正品のバッテリーに交換することをおすすめします。

気になる費用ですが、AppleCare+に加入していれば、最大容量80%未満に低下した全機種で無償交換ができます。有償交換でも7,500円(税込)〜14,900円(税込)です。
(※価格は2023年1月時点)

iPhoneのバッテリー交換はカメラのキタムラへ

笑顔でiPhoneをタッチ操作する若い女性
iPhoneのバッテリー交換ならApple正規サービスプロバイダのカメラのキタムラにお任せ

iPhoneのバッテリー交換の依頼先は、Apple純正バッテリーを使用するApple公式かApple正規サービスプロバイダがおすすめです。AppleCare+に加入していれば無償交換ができるため、非正規修理店を利用する必要はありません。なお、店舗数や即日対応という意味では、Apple公式よりApple正規サービスプロバイダのほうがお役に立てるケースがあります。

Apple公式の修理サービスを提供

カメラのキタムラは、Appleの公認を受けてApple製品の修理サービスを行う、国内では数少ないApple正規サービスプロバイダです。Appleの正規トレーニングを受けた技術者が、Apple純正部品のみを使い、iPhoneの発熱トラブルを解決します。

AppleCare+に加入していれば、バッテリー交換は全機種一律で0円です。未加入の場合は機種によって料金は異なるものの、7,500円(税込)〜14,900円(税込)で交換できます。
(※価格は2023年1月時点)

全国の店舗で持ち込み可能

カメラのキタムラは全国各地でApple正規サービスプロバイダ店舗を展開しています。

Apple公式の修理サービスを受ける場合、Apple StoreのGenius Barを事前予約するか、Appleリペアセンターに集荷・配送修理を依頼するかのどちらかです。持ち込み修理を希望するならApple Storeを利用することになりますが、店舗数は10店舗(都市部のみ)に限られます。地方や郊外に在住している方は、Apple公式の持ち込み修理は不便なこともあるでしょう。

この点カメラのキタムラは、Apple Storeのない地域にも修理サービスを提供する店舗を展開しています。iPhone修理に対応可能な店舗数は全国69店舗です。ショッピングモール内などにも多数店舗展開しているため、お買い物のついでにも利用しやすくなっています。
(※店舗数は2023年1月時点)

即日修理にも対応

カメラのキタムラは全国のApple正規サービスプロバイダ店舗にて、iPhoneの即日修理に対応していることも強みです。

Apple Storeに持ち込み修理を依頼する場合、Genius Barの予約が詰まっていることも多く、1週間以上お待ちいただく場合があります。また配送修理は完了までに5日〜7日程度かかるため、「1日でも早く修理したい」という方には向かないでしょう。

しかしカメラのキタムラでは、iPhone XS以降の機種であれば、18:00までにお持ち込みいただくことで即日修理が可能です。予約者優先とはなりますが、空きがあれば予約なしで即日修理できる場合もあります。来店予約はWebから24時間受付中です。

まとめ

iPhoneの発熱はCPUやGPUの処理負荷が大きいことも原因のひとつですが、より注意したいのはバッテリーが原因の場合です。発熱はバッテリーの劣化を早め、寿命を迎えると頻繁にシャットダウンを繰り返すようになり、そのまま使い続けると起動やデータ移行ができなくなる場合もあります。

非正規充電アクセサリは異常な発熱とバッテリーの劣化進行の原因となるため、純正品またはMFi認定品を使うことが重要です。また非正規修理店を利用すると、品質が担保されていないサードパーティ製バッテリーが用いられ、交換後の動作が安定しない場合があります。

カメラのキタムラは全国69店舗のApple正規サービスプロバイダ店にて、Apple純正バッテリーへの交換サービスを提供しています。修理費用はAppleCare+を適用でき、即日修理も可能です。iPhoneの発熱トラブルの解決をお求めなら、実績豊富なカメラのキタムラにお任せください。

このページに掲載されている情報は2023年3月現在のものです

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また、「iPhone(iPad・iPod)を探す」に関しても、修理受付時にはオフにしていただく必要があるため、あらかじめ解除方法についてご確認ください。

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