落下、水没、バッテリーの劣化など、iPhoneが故障してしまう原因はいくつもあります。故障したら修理が必要ですが、修理料金はどれくらいかかるのか、気になる方は多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、iPhoneの修理料金の他、修理費用の負担軽減に役立つ保証サービスをご紹介します。本記事を通してiPhoneの修理料金を知っていただければ、費用面が分からず不安になることは減るでしょう。
iPhoneが故障した場合、修理を取り扱っている業者に依頼しなければいけません。iPhoneの修理業者を大きく分けると、「Apple Storeやアップルリペアセンター」「アップル正規サービスプロバイダ」「非正規の修理業者」の3つです。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、一通りチェックした上でどこに修理を依頼するか判断することをおすすめします。
Apple Storeやアップルリペアセンターは、アップルが開設している修理窓口です。近くにApple Storeがある場合は窓口で修理を依頼できます。Apple Store内のGenius Barで提供しており、サポートを受けるには予約が必要です。
近くにApple Storeがない場合や訪問できない場合は、アップルリペアセンターに配送修理を頼めます。公式サイトまたは電話経由で依頼しましょう。アップルリペアセンターの修理は公式の修理サービスなので、安心して任せられます。
アップルの認可を受けて修理サービスを提供している業者を「アップル正規サービスプロバイダ」と呼びます。アップル正規サービスプロバイダは純正パーツによる修理サービスを提供しており、修理のクオリティはApple Storeやアップルリペアセンターと同等です。
2021年8月時点でApple Storeは日本国内に10店舗しかありませんが、アップル正規サービスプロバイダは多数あります。Apple Storeは近くにないけれど、店頭で修理を依頼したいと考えている方にはアップル正規サービスプロバイダがおすすめです。
非正規の修理業者とは、アップルの認可を受けずにiPhoneの修理サービスを提供している業者です。
非正規の修理業者はサードパーティのパーツを使って修理サービスを提供しており、技術レベルは業者によって差があります。アップル公式の修理サービスではないため、アップルが用意している保証サービスは使えません。
修理料金が公式サービスより安い傾向がありますが、具体的な料金は業者によって異なります。修理内容によっては大幅に安くなるとは限らない点も覚えておきましょう。
iPhoneの修理料金は故障内容によって異なります。ここでは、アップルに修理を依頼した場合を例にして修理料金をチェックしましょう。
アップルで修理した場合、故障の内容に応じて「画面修理」「バッテリー交換」「本体交換」の3パターンに分かれます。修理がどれに該当するのかによって料金が異なるので、事前にチェックしてから依頼しましょう。
デバイス | 修理料金(税込) ※Apple Care+未適用 |
修理料金(税込) ※Apple Care+適用 |
---|---|---|
iPhone 12 Pro Max | 4万2,680円 | 3,700円 |
iPhone 12 Pro | 3万6,680円 | |
iPhone 12 | 3万6,680円 | |
iPhone 12 mini | 3万80円 | |
iPhone 11 Pro Max | 4万2,680円 | |
iPhone 11 Pro | 3万6,680円 | |
iPhone 11 | 2万3,980円 | |
iPhone Xs Max | 4万2,680円 | |
iPhone Xs | 3万6,680円 | |
iPhone XR | 2万3,980円 | |
iPhone X | 3万6,680円 | |
iPhone 8 Plus | 2万240円 | |
iPhone 8 | 1万8,040円 | |
iPhone 7 Plus | 2万240円 | |
iPhone 7 | 1万8,040円 | |
iPhone 6s Plus | 2万240円 | |
iPhone 6s | 1万8,040円 | |
iPhone SE (2nd) | 1万5,950円 |
画面修理とは、ディスプレイやフロントパネルが破損した場合に行う修理です。落下によってディスプレイが割れたときやタッチパネルが反応しなくなった場合がこれに該当します。
修理料金は上記のようにデバイスによって異なりますが、Apple Care+を適用できる場合は一律で3,700円です。
デバイス | 修理料金(税込) ※保証対象外 |
修理料金(税込) ※保証対象 |
---|---|---|
iPhone X以降 (iPhone SE 2ndを除く) |
8,140円 | 無料 |
iPhone 8までおよび iPhone SE(2nd) |
5,940円 |
バッテリーが劣化して容量が低下したときや、膨張したときなどはバッテリー交換が必要となることがあります。修理料金は上表の通りで、機種によって8,140円または5,940円です。Apple Care+やアップル製品1年限定保証を適用できる場合は無料で交換できます。
デバイス | 修理料金(税込) ※Apple Care+未適用 |
修理料金(税込) ※Apple Care+適用 |
---|---|---|
iPhone 12 Pro Max | 7万7,480円 | 1万2,900円 |
iPhone 12 Pro | 7万980円 | |
iPhone 12 | 5万7,980円 | |
iPhone 12 mini | 5万1,480円 | |
iPhone 11 Pro Max | 7万7,480円 | |
iPhone 11 Pro | 7万980円 | |
iPhone 11 | 5万1,480円 | |
iPhone Xs Max | 7万7,480円 | |
iPhone Xs | 7万980円 | |
iPhone XR | 5万1,480円 | |
iPhone X | 7万980円 | |
iPhone 8 Plus | 5万1,480円 | |
iPhone 8 | 4万40円 | |
iPhone 7 Plus | 4万40円 | |
iPhone 7 | 3万6,080円 | |
iPhone 6s Plus | 3万9,380円 | |
iPhone 6s | 3万5,970円 | |
iPhone SE (2nd) | 3万3,440円 |
画面修理とバッテリー交換のいずれにも当てはまらないケースでは本体交換になります。具体的には水没や基盤の故障、端子類の破損などが該当します。
本体交換の修理費は高額になりがちですが、Apple Care+に加入していればかなり割安になります。
iPhoneの修理に使える保証サービスにはAppleCare+の他、標準付帯される保証やキャリアが独自に設定しているオプションがあります。利用できるサービスはユーザーの契約内容によって異なるので、修理を依頼する前に契約内容を確認しておきましょう。
続いて、iPhoneの修理に使える5つの保証サービスをご紹介します。特に携帯キャリアでiPhoneを購入した場合、独自の保証サービスに入っていることを忘れていることがあります。以下の内容と共にキャリア契約の内容も確認しておくとよいでしょう。
iPhoneを新品で購入すると、標準で「アップル製品1年限定保証」が付帯しています。保証期間内に発生した通常使用の範囲内における自然故障であれば、無料で修理してもらえる保証です。
同梱されていた充電器・ケーブル・イヤフォンなどの付属品も保証対象なので、これらが故障した際もアップルに修理を依頼しましょう。ただし、水没や災害といった過失や事故による故障には適用されません。
AppleCare+とは、iPhoneの購入と同時、あるいは購入後30日以内まで任意で加入できる保証サービスです。AppleCare+に加入すると、2年間以下に挙げる保証を受けられます。
AppleCare+に加入すれば、自然故障に対する保証期間が延長されるだけではなく、落下や水没といった過失や事故による故障の修理料金も割安になります。なお、本体交換修理の負担額は1万2,900円ですが、この保証は1年間で合計2回までです。
「ケータイ補償サービス」はNTT docomoが独自に提供している保証サービスです。ケータイ補償サービスは3年目以降も継続して補償を受けられますが、バッテリー交換や全損(基盤の破損)に対する補償はありません。
また修理時の上限自己負担額が5,500円と安価ですが、修理内容が限られています。もし本体交換修理に対する補償(保証)が必要であれば、AppleCare+への加入を検討したほうがよいでしょう。
なお、カメラのキタムラの修理サービスでは、ケータイ補償サービスは利用できません。
auが提供している「故障紛失サポート with AppleCare Services」は、AppleCare+の保証期間を4年に延長するサービスで、保証回数は最大4回に増えます。修理サービスは、Apple Storeやアップル正規サービスプロバイダの窓口で受け付けています。
「故障紛失サポート with AppleCare Services」の保証を使った修理は、カメラのキタムラの修理サービスでもご利用いただけます。万が一の故障時は、ぜひ修理をご依頼ください。
Softbankでは「あんしん保証パック with AppleCare Services」を提供しています。この保証サービスはAppleCare+の保証内容にプラスして、配送交換サービスが提供されます。
配送交換サービスを利用する場合はソフトバンクショップへの申込みが必要ですが、AppleCare+を適用した修理はApple Storeやアップル正規サービスプロバイダで取り扱っています。「あんしん保証パック with AppleCare Services」に加入している方も、ぜひカメラのキタムラに修理をご依頼ください。
iPhoneの修理は、アップル純正のパーツを使用し、修理技術が優れているアップル公式やアップル正規サービスプロバイダへの依頼をおすすめします。
アップルやキャリアが提供している保証サービスを利用できる上、故障内容によっては当日中に修理が完了します。お急ぎの方や持ち込みで修理を依頼したい方には、アップル正規サービスプロバイダの利用が適しているでしょう。
カメラのキタムラはアップル正規サービスプロバイダのため、アップルのトレーニングを受けたスタッフが、純正パーツを使用した高品質な修理サービスを提供します。
事前に来店予約してからお越しいただけば待ち時間は短く済みますので、信頼できる修理サービスをスムーズ受けたい方は、ぜひカメラのキタムラでの修理をご検討ください。修理料金は、Apple Storeやアップルリペアセンターの料金と同額です。
カメラのキタムラはアップル正規サービスプロバイダのため、以下に挙げる4つの保証サービスを利用できます。
ご自身のiPhoneが保証対象かどうか分からない場合は、公式サイトから状況を確認できます。
(参考: 『保証状況の確認』/以下のリンクを挿入してください:https://checkcoverage.apple.com/)
カメラのキタムラにご依頼いただいた修理のうち、以下の2つに該当する修理は、おおむね当日のうちに修理が完了します。
画面割れやバッテリーの膨張などでお困りの方は即日修理できる可能性が高いため、ぜひカメラのキタムラにご相談ください。ただし、修理の過程で基盤の破損などが発見された場合は本体交換となり、在庫状況によっては預かり修理になることもあります。
iPhoneを使っていると、落下による破損やバッテリーの劣化など、修理が必要なことがあります。修理料金は故障内容によりますが、本体交換が必要になると高額になるため、心配な方はAppleCare+などの保証に加入しておくと安心です。
カメラのキタムラはアップル正規サービスプロバイダとしてiPhoneの修理を取り扱っており、AppleCare+などの保証サービスもご利用いただけます。スムーズなご案内を心掛けておりますので、万が一の故障の際はぜひ事前に来店予約の上、ご依頼ください。
このページに掲載されている情報は2021年9月現在のものです
カメラのキタムラ Apple製品修理カウンターでは、安全対策を実施し、営業しております。
皆さまのご理解・ご協力をお願いいたします。
店舗にてスムーズに修理対応を行うためにiPhone・iPadなどのApple製品について、データのバックアップやAppleIDとパスワードのご確認、ご加入の各携帯電話会社の保証内容、Beats製品の修理に関してなど、来店前にご準備いただく必要のある項目をおまとめしております。必ず注意事項をご確認うえ、お近くの店舗まで来店予約を行っていただきますようお願い致します。
また、「iPhone(iPad・iPod)を探す」に関しても、修理受付時にはオフにしていただく必要があるため、あらかじめ解除方法についてご確認ください。