iPhone 12 miniやProが充電できないといった現象に、直面した経験のあるユーザーもいるでしょう。一般的に充電ケーブルやアダプターの不具合、バッテリーの劣化が原因として考えられます。本記事では、これらの原因とともに効果的な対処法を解説するため、問題解決の参考にしてください。
iPhone 12 miniやProの充電不良はユーザーを悩ませる問題のひとつで、充電ポートの詰まりやケーブルの劣化が原因として考えられます。充電器の接触不良やソフトウェアの不具合が問題を引き起こすことも少なくありません。
本記事では、iPhone 12が充電できない原因とともに、効果的な対処法や充電中の注意点について解説します。充電トラブルを未然に防ぎ、万が一のときに迅速に対応するためにも、知識や理解を深めておきましょう。
目次
2020年秋も新型iPhoneが発売されましたね。私自身も長く使ったiPhone 7からiPhone 12 Proに機種変更しましたが、発売日の翌日に注文したため残念ながら初回の生産分に漏れてしまったようで、発売日のゲットは叶いませんでしたが、11月11日に手元に届きましたので、ワイヤレス充電の話の前に少しだけレビューさせてください。
⇒早くワイヤレス充電されない問題の対処方法を知りたい方はこちら
iPhone 7からだと少し重みが増した感じはしますが、慣れでしょうね。データの移行が終わり、最初に感じたのは、とにかく有機ELパネルがとっても綺麗。カメラの性能もグッと上がっており、初めてのナイトモードに感動。ムービーはなんだか被写体が浮き上がったように綺麗に撮れていました! さすがApple!といった綺麗な見た目も満足です。
ただ、慣れないFace ID……裸眼で登録⇒眼鏡は認識したものの、マスクをしていると反応せず、外ではパスワードを入れて使っています。勤めている会社がリモートワーク推進中で自宅に引き籠っているので、そんなに困ってもいませんが(笑)
初めてと言えばワイヤレス充電。iPhone8からの搭載なので初めての体験です。ケーブルの抜き差しをしなくてよいし、ライトニングを使うイヤホンもそのまま使えます。
手元にiPhone 12 proが届く前にワイヤレス充電器をamazonさんで購入していたので早速試してみたのですが……何故か充電されない。ワイヤレス充電規格「Qi(チーって読みます)」に対応していない? いや、そんなわけはありません。そこは確認しました。
ワイヤレス充電器が不良品? と思いましたが、旦那さんに渡したらiPhone SE2はちゃんと充電されている様子……。まさか、いきなり故障?! と焦りましたが、調べて試した結果、以下の対処方法でちゃんと充電されることを確認しましたので同じ症状の方がいればお試しください。
iPhoneの充電は、電源から供給された電力を内部のリチウムイオンバッテリーに蓄える仕組みです。iPhone 12(mini・Pro)がケーブル接続で充電できない場合、どのような原因が考えられるでしょうか。充電機器の不具合やソフトウェアの問題など主な原因を見てみましょう。
電源アダプターやケーブルは、長期間の使用や抜き差しによって劣化や故障を引き起こします。外側はきれいに見えても、ケーブルの内部が断線しているケースも少なくありません。また、コネクタ部分が変形し、使用できなくなる恐れもあります。
本体が正常に電力を供給できない状態だと充電が安定せず、完全に通電しなくなることも考えられるため注意が必要です。
iPhoneをポケットやバッグに入れると、ほこりやごみがポートに入り込み、充電ケーブルとの接触を妨げる場合があります。このような状態だと充電が不安定になり、詰まりがひどいと充電できません。
また、iPhone本体の故障も原因のひとつです。内部バッテリーの劣化や故障により、正常に電力を受け取れなくなります。症状が進むと最終的に電源が入らなくなるため、交換といった処置が必要です。
端末の充電機能に不具合が生じているケースもあります。ソフトウェアのバグやシステムエラーによって、充電制御機能が正常に働かないことが原因です。
充電が始まらないだけでなく、途中で停止するといった問題も発生します。本体のアップデートによる一時的なトラブルということも考えられるため、焦らず対処しましょう。
電磁誘導を利用したワイヤレス充電は、充電器から発生する磁場を端末内のコイルが受け取ることで充電する仕組みです。対応するデバイスであれば、本体の上に置くだけで充電できます。
。便利なツールですが、何らかの理由により充電できないケースも少なくありません。ここでは、iPhone 12(mini・Pro)がワイヤレス充電できない主な原因について解説します。
iPhone 12 Pro MaxやiPhone 11 Pro Maxなど、大きいサイズのiPhoneは置く場所によって機器が反応しないケースも少なくありません。ワイヤレス充電器の真ん中にiPhone裏面のりんごマークが重なるように置くと反応しやすいため、試してみましょう。
また、厚みのあるケースやリングホルダーを装着していると、充電機器の通電を邪魔することがあります。ワイヤレス充電は電磁誘導方式を用いており、機器と端末の距離が離れているとうまく作動しません。手帳型ケースにクレジットカードを収納したまま充電すると、使えなくなる恐れがあるため注意しましょう。
iPhone 7以前の機種はワイヤレス充電に対応していません。iPhone 12までのワイヤレス充電対応機種は以下のとおりです。
シリーズ | 対応機種 |
---|---|
iPhone 12 | 12・mini・Pro・Pro Max |
iPhone SE | 第2世代 |
iPhone 11 | 11・Pro・Pro Max |
iPhone XS | XS・Max |
iPhone XR | XR |
iPhone X | X |
iPhone 8 | 8・Plus |
お手持ちのiPhoneが上記に該当しない場合、ワイヤレス充電に対応していません。諦めるか、買い替えをご検討ください。
充電器の取り扱い説明書には必要な電力が書いてあるため確認してみましょう。USB電源変換のアダプターを利用している場合、アダプターが故障している可能性もあります。ほかにUSB電源変換のアダプターがあれば刺して確認しましょう。
また、ケーブルの断線や過充電の熱、経年劣化で使えない場合もあるため、手元に同じケーブルがあれば試してみてください。
結果、私の場合は購入したワイヤレス充電器に付属していたmicroUSBが破損していました。旦那さんのiPhone SE2は、ワイヤレス充電器だけを渡し、別のケーブルを使用したため充電ができたのですね。
ここまで試してもiPhoneのワイヤレス充電ができない場合はiPhone本体の故障の可能性があるため、Appleサポートか、Apple正規サービスプロバイダにご相談ください。
iPhoneやApple製品の修理で、私がおすすめするのはカメラのキタムラです。iPhone 6を使用していたときにバッテリー無償交換プログラムでお世話になりました。無料のバッテリー交換なのに親切に対応していただいたのが印象的でしたよ!
iPhone 12(mini・Pro)の充電に関するトラブルは、どのように対処すればよいか把握しておけば、問題に直面した際に慌てずに済むでしょう。
ここでは、ケーブルやアダプターの問題からソフトウェアやハードウェアに関するトラブルまで、充電トラブルの具体的な対処法を紹介します。自身のデバイスの問題を迅速に解決するために、実践的な知識を深めておきましょう。
iPhone 12(mini・Pro)が充電できない場合、デバイスの再起動を試してみましょう。再起動によってシステムの一時的な不具合がリセットされ、正常に充電できる場合があります。iPhone 12は、音量調節ボタンとサイドボタンを同時に長押しすることで再起動が可能です。
その後も問題が継続する場合や頻繁に繰り返される場合、根本的な原因を突き止める必要があります。適切に対処するためにもAppleサポートにご相談ください。
本体の設定やiOSのバージョンを確認しましょう。iPhoneは充電を最適化する機能があり、バッテリーの寿命を延ばす設定ができます。しかし、この機能が有効になっていると、状況によっては充電が遅くなるため、設定の充電オプションから解除が必要です。
また、iOSのバージョンが古い場合も同様の問題が発生する恐れがあります。端末のiOSが最新のバージョンか確認し、必要に応じて設定の一般からアップデートしましょう。
充電の不具合は、充電口の汚れやバッテリーの温度変化も誘因となります。ほこりやごみが充電口に詰まっていると、接触不良を招くため清掃が必要です。細いブラシやエアダスターを用いて、接触部分の金属を傷つけないよう慎重に掃除しましょう。
バッテリーの温度が高いときも、本体が自動的に制限をかけるため充電が進みません。カバーを外して涼しい場所にデバイスを置き、適切な範囲まで温度を下げてから充電しましょう。デバイスに水をかけたり冷蔵庫に入れたりといった無謀な冷却は、故障の原因となる恐れがあります。
異なる充電方法や機器を試すのも効果的です。ワイヤレス充電で問題が起きた場合、ケーブルを接続して正常に充電できるか確認しましょう。利用中の充電機器に原因があるなら、ほかの方法で充電できる場合があります。
また、端末と充電機器、どちらが壊れているか探るのも可能です。電源アダプターやケーブルなど、機器を変えて試みれば詳しい原因が特定できます。
充電機器に問題がなく、本体の設定を見直しても改善されない場合、バッテリーや端末が寿命を迎えている可能性があります。デバイスの使用期間が長いと、劣化が進んで充電に影響を及ぼすため、買い替えを検討しましょう。
iOSのサポート対象外だと、アップデートによる問題改善が困難です。新品への買い替えを検討するタイミングと言えるでしょう。新しいデバイスにすることで、充電の問題から解放されるだけでなく、最新機能も活用できます。
デバイスの使用期間が短く、買い替えたくない場合、修理するのもひとつの手段です。修理を依頼する前に、正規店と非正規店の違いを理解しましょう。
正規店では純正パーツを使用して、Appleのトレーニングを受けた技術者が修理を担当します。品質は保証されますが、修理費用が数万円と高額です。一方、非正規店は修理費用が数千円からと安価ですが、純正パーツではないため品質に差があります。
公式の修理サービスなら、iPhone 12のバッテリー交換は14,500円で、AppleCare+加入者は無料です。
iPhone 12(mini・Pro)の充電方法は、バッテリーの寿命やパフォーマンスに大きく影響します。本体を長く快適に使い続けるには、バッテリーの劣化を防いだり、充電トラブルを避けたりしなければなりません。
ここでは、日常的に実践できる充電中の注意点を紹介します。正しい充電習慣を身につければ、バッテリー寿命を延ばすだけでなく、充電効率を最大限に引き出せるでしょう。
iPhoneの使用中にバッテリー残量が少なくなった場合、充電しながら使い続けるケースは少なくありません。しかし、充電しながらの操作は本体の負荷が大きく、バッテリーの劣化を早める恐れがあります。
通常時より過熱しやすい充電中のバッテリーは、デバイスの温度も高めるため、端末にも悪影響です。効率的な充電ができず充電回数が増えることで寿命が短くなり、長期的なパフォーマンスが落ちます。充電中はなるべく操作を控えて、本体を休ませましょう。
バッテリーを長持ちさせるには、充電環境も大切です。例えば、急激な温度変化は、デバイス内部の結露やバッテリーの膨張を起こしかねません。
また、湿度の高い場所での充電も部品が腐食する原因となるため避けましょう。iPhoneは水に強い設計ですが、端子が濡れた状態で充電すると、ケーブルや本体の故障の原因となることがあるため注意が必要です。充電時の環境には注意を払い、適切な温度と湿度を保った場所での充電をおすすめします。
iPhone 12は、リチウムイオンバッテリーを使用しています。適切なバッテリー残量を保つために充電と放電を繰り返すため、過放電や過充電に注意しましょう。
過放電とはバッテリー残量が極端に少ないままにすることで、過充電は100%に達したバッテリーを充電し続けることです。どちらもバッテリーの負担が大きく、寿命を縮めます。充電率を管理する機能を備えたiPhoneのシリーズなら、充電による負担の軽減が可能です。
iPhone 12(mini・Pro)が充電できないといった問題が発生したときは、専門家に相談して迅速に問題を解決しましょう。カメラのキタムラでは、Apple公認の修理サービスを提供しており、充電トラブルの内容に適した対策を提案します。店舗数が多く、即日修理にも対応しているため、急な故障にも対応可能です。
カメラのキタムラは、Appleの公認を受けた国内数少ないApple正規サービスプロバイダです。Appleの正規トレーニングを受けた技術者が、Apple純正部品のみを使用して修理します。バッテリー以外の不具合も相談できて便利です。
AppleCare+に加入している場合、バッテリー交換は全機種一律で0円です。未加入の場合、機種により料金は異なりますが、iPhone 12なら14,500円(税込)、iPhoneSEやiPhone8以前のモデルは11,200円(税込)でバッテリーが交換できます。
全国各地に店舗を展開するカメラのキタムラは、iPhoneの持ち込み修理に対応しています。Apple公式の修理サービスは、Apple Storeの予約やAppleリペアセンターの集荷・配送修理を依頼しなければなりません。
しかし、Apple Storeは都市部に限られており、地方や郊外からはアクセスが不便です。集荷や配送も作業に手間がかかります。
カメラのキタムラは、ショッピングモール内といったアクセスのよい場所に展開しており、お買い物のついでに立ち寄れて便利です。
バッテリーや液晶の交換は、カメラのキタムラの店舗にご相談ください。部品の在庫がある場合、18:00までに持ち込めば即日中の対応が可能です。
空きがあれば当日案内できる場合もありますが、予約優先なので、Webで来店予約を済ませましょう。バッテリーの交換作業は、安全面からバッテリー残量を減らす場合があるため、残量30%前後で預けるとスムーズです。
iPhone 12(mini・Pro)が充電できない場合、原因として充電機器やバッテリーの劣化、充電ポートの汚れが考えられます。簡単な対処法として、充電機器の交換や充電ポートの清掃が有効です。それでも充電できなければ、デバイスの再起動やiOSのアップデートも試してみましょう。
改善が見込めない場合、修理サービス専門店の利用をおすすめします。iPhoneを修理するなら、即日修理が可能で店舗数も豊富なカメラのキタムラにご相談ください。
カメラのキタムラ Apple製品修理カウンターでは、安全対策を実施し、営業しております。
皆さまのご理解・ご協力をお願いいたします。
店舗にてスムーズに修理対応を行うためにiPhone・iPadなどのApple製品について、データのバックアップやAppleIDとパスワードのご確認、ご加入の各携帯電話会社の保証内容、Beats製品の修理に関してなど、来店前にご準備いただく必要のある項目をおまとめしております。必ず注意事項をご確認うえ、お近くの店舗まで来店予約を行っていただきますようお願い致します。
また、「iPhone(iPad・iPod)を探す」に関しても、修理受付時にはオフにしていただく必要があるため、あらかじめ解除方法についてご確認ください。