おすすめ撮影スポット Vol.4『山形市野草園のアサギマダラ』|カメキタ店舗スタッフに聞いてみた!
はじめに
全国の撮影スポットを紹介していくShaSha連載企画のVol.4。今回紹介する撮影スポットは、山形県山形市にある自然豊かな「山形市野草園」。ここでは毎年9月にフジバカマの群生に集まる渡り蝶「アサギマダラ」を撮影することが出来ます。この撮影スポットの魅力やおすすめの撮影方法を、カメラのキタムラ 山形・馬見ヶ崎店の橋本大岳さんに聞いてみましたのでご紹介します。
撮影スポット情報
■山形市野草園
住所:〒990-2406 山形市大字神尾832-3
アクセス:山形駅からバスで30分。山形自動車道蔵王ICから車で15分(西蔵王高原ライン経由)
おすすめの被写体:9月上旬から下旬にかけて飛来する「アサギマダラ」。季節ごとの山野草・花など
「山形市野草園」の魅力と撮り方
― 「山形市野草園」の魅力、好きな理由
山形市野草園は季節ごとに様々な山野草が見られます。エリアも広く、大きな池や山、湿地などで、一般には見られない珍しい植物が植えられています。特に9月には、フジバカマの群生に集まる渡り蝶「アサギマダラ」が見られ、多くのカメラマンが撮影にやってきます。アサギマダラのふわりと漂うような飛び方は魅力的ですね。
― おすすめの撮影時間
朝9時オープンなので、朝早くだと木漏れ日の陽光が優しく、やわらかい光が表現できます。夕方には西日のオレンジ色の斜光が美しく、透過光をうまく利用して撮影できます。
― おすすめ構図
フジバカマ自体はそれほど美しい花ではありません(笑)。なので花と蝶のみピントを合わせ、前ボケ後ろボケをうまく使います。オミナエシのはっきりした黄色と組み合わせると蝶が浮き立ちます。
― 好きな画角
標準・望遠など使ってみましたが、アサギマダラは人が近寄っても逃げないので、50mmや60mmの単焦点で大きく蝶を写してもいいですね。200mmの望遠でアサギマダラが飛んでいるところを狙ったら、圧縮効果と大きなボケで美しく切り取ることができました。
― 撮影時におすすめのアクセサリー
花を撮るなら、やはり霧吹きでしょうか。それと近接で撮影する際、どうしてもブレやすくなるので小型の一脚が1本あるとよいと思います。
― 撮影スポット周辺のおすすめ情報
山形市野草園は蔵王の山麓にありますが、もう少し上っていくと蔵王温泉やロープウェイなどもあり、見所たくさんです!
今回のスタッフ
■橋本大岳さん(カメラのキタムラ 山形・馬見ヶ崎店)
高校時代に写真部でした。現在も様々なカメラやレンズで撮り方や設定の勉強を続けております。見る人に感動が伝わる写真を撮りたいと考えています。
【お店の紹介】
山形市のイオン山形北店やスターバックスコーヒーのすぐ近くです。道路沿いに大きなサインポールが出ています。カメラ以外にも証明写真やスマートフォンのご相談でもお気軽にお越しください。
店舗住所:山形県山形市馬見ケ崎2-6-21
営業時間:10:00-19:00
TEL:023-681-3133
URL:https://blog.kitamura.jp/06/4964/
以上、カメラのキタムラスタッフが紹介するおすすめの撮影スポット紹介でした。今後も定期的に全国の撮影スポットを取り上げていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
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