とある日のカメラのある暮らし #02|Hayashi
はじめに
こんにちは。林です。
前回の「とある日のカメラがある暮らし」では、僕の家での日常をゆるくご紹介しました。
Part.2の今回は、夏のとある休みの日々を写真で切り取っていこうと思います。
窓から外を見ながら
今回は妻の故郷である愛媛へ法事を兼ねた旅。
普段は遠方でも車移動が9割以上でほとんど電車に乗らないのですが、今回は珍しく飛行機で向かいます。
電車から見える田んぼが夏の雰囲気。
車は基本的に運転役なのでずっと前を見てますが、電車だと左右が見れるのがいいですよね…
そして飛行機の窓。
いつ乗ってもわくわくします。
この穴いつも撮ってしまいます…
飛行機のガラスは3枚で、各ガラス間にある穴によって圧力を調整しているらしい。
雲より高い位置になるとうれしい。
上空になるほど写真に撮ったときに深い青が出る気がします。
ITOMACHI HOTEL 0に宿泊
愛媛着!
名建築家が建てたホテルが好きで、今回の宿は隈研吾氏設計のITOMACHI HOTEL 0へ。
安い時期だと約5000円で朝食付きで泊まれるというとんでもないコスパです。
今回は当初2泊の予定だったのですが、良すぎて延泊することに…
屋根の裏や天井に板が張ってあって「歩けそうだな…」ってなったら大体隈研吾氏設計です。
中庭に水が湧き出ています。
これは「うちぬき」と呼ばれるもので、名水百選にも選ばれた愛媛県西条市の水をいつでも飲むことができます。
暑いので水に触れられるだけでうれしい。
ホテルにはマルシェが併設されています。
お土産も充実していて嬉しい限り。
お部屋もとっても落ち着ける作りです。
ITOMACHI HOTELの案件なのではないかというくらい推していてすみません。
間違えてシャンパン付きプランで予約してしまったのですが、ふたりともお酒が飲めないためマルシェで買ったみかんジュースを冷やしています。
※シャンパンは後ほど親戚にプレゼントしました
ちょっと遅くなりましたがここで今回使用したカメラのご紹介を。
ここまでの写真はLeica Q2 Ghostで撮影しています。
白くてかわいい28mmの広角レンズがついたカメラです。
ライカの中でも見た目が一番気に入っています。
広めで使いやすいので、ここからは妻に持ってもらって僕はこちらのHasselblad CFV 100Cで撮っていくことにしました。
中判ですがフルサイズより小型で、こちらもとてもかわいいカメラです。
フルサイズ換算43mmでとても使いやすい焦点距離をもったカメラです。
ここから先はCFV 100Cで撮った写真でお送りします。
画の傾向は中判Leica Q2 Ghostよりも重めなので、ここからは写真の雰囲気がすこし変わるかもしれません。
一夜明けて朝食へ。
ITOMACHI HOTELのカフェは今まで泊まったどのホテルよりも光が綺麗です。
美味しい朝食を食べると元気が出ます。
家だと昼まで寝ていることがよくあるので気をつけたい…
足にマメが出来てしまったのですが、妻のサンダルを借りたら全く痛くなくなりました。
妻には僕のスニーカーを。
足のサイズが同じなのでよく交換します。
余談ですがこのAsahi Trainerシリーズはスニーカーが苦手な人でも似合うのでとてもおすすめです。
ホテルのカーテンのメーカーを確認する妻。
妻のゆかりの地へ
姪っ子など親戚の方々と合流してご実家へ!
山を登りみんなでお墓参りをします。
すごい夏休み感!
山から見る海は最高です。
瀬戸内海は穏やかで、普段見る海よりも癒やされました。
なんと敷地内に線路が通っていて渡る必要があるのに驚きました。
気をつけて通行します。
ご実家の蔵で妻を撮る。よい
今回の旅でトップクラスに良かった30のハサミ。
機能とデザインを両立しながら面白いのがたまりません。
そして次は妻のおばあちゃんのご実家へ。
と思ったのですがなんと今はご実家が宿泊施設になっているらしい…!
ということで向かいます。
とても好きだった群生。
あいにく宿泊施設は営業していなかったのですが、近くに管理者の方がおり「子孫です」と伝えたところご厚意で見学させていただけることに…!
不思議なつくりの素敵な古民家でした。
パラレルワールド感があってとてもよい。
焼き物の聖地の砥部にも伺い、素敵な器をゲット。
早速ホテルでデザートを乗せて楽しみました。
動物園・松山城・四国カルスト
法事も滞りなく終え、残りは観光!
手始めにとべ動物園にいきます。
妻が動物園を奢ってくれました。やさしい
フラミンゴは片足で立ったまま眠れるようです。
羽の赤と緑のコントラストが美しい。
しろくまのピースもコーンを抱いて眠っていました。
最近気づいたのですが僕は眠っている動物が大好きなようです。
家でも眠っているキャットばかり撮ってしまいます。
とべ動物園は動物たちのサービスが素晴らしくて驚きました。
このペンギンもCFV 100CのAFが遅すぎて全然ピントが合わなかったのですが、合うまで何度も何度もこちらに向かって泳いでくれました。
本当にありがとうございます。
飼育員さんのエクストリーム退社がすごすぎた。
そして松山城へ。
日差しが強すぎて買った1000円のサングラスが浮いていていい感じです。
昔はここから城内への侵入者を撃った「狭間(さま)」と呼ばれる穴ですが…
現代は平和なので必要なくなり監視カメラ用の穴になっていました。
城下町を一望。
木登りキャットにも会うことができました。
念願の四国カルストへも行きました!
最近家探しをしすぎてカルストを見ても「ここ坪単価いくらだろう…」と思ってしまう始末。
牛さんがいい感じの配置になるまで3時間待つなどとてもゆったりと過ごしました。
最後にデザートをいただいてホテルをチェックアウト。
愛媛、とっても良いところでした。
必ずまた来ます!
おわりに
今回は僕たちのゆるい旅を写真で振り返ってみました。
記事を書いていて思ったのですが、こうやって写真と文章で旅を振り返るのってとても良いですね。
普段写真単体やSNSでのちょっとした一言+写真という形でのアウトプットはあるのですが、一部始終をまとめることは少ないのでとても新鮮でした。
またひとつ、写真が楽しくなった気がします。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
■映像クリエイター:林
リコーにてカメラ設計に従事した後、フォトグラファー/シネマトグラファーとしてbird and insectを立ち上げ。現在は写真・映像に関する感覚を言語化して理論に落とし込むことと、逆に理論を感覚化することが仕事。