『instax mini Evoを色んな角度から遊んでみた』|チェキの楽しみ方 国分真央
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はじめに
こんにちは。国分真央です!
今回はフィルムカメラではなく、人気のチェキ instax mini Evoについて色々な遊び方をしてみました。このカメラはレンズエフェクト10種類とフィルムエフェクト10種類を選択できるようになっていて、それらを掛け合わせる事で合計100種類の撮影エフェクトが楽しめるようになっています。
早速、作例とお気に入りの機能について振り返り、お話ししたいと思います。
チェキ「instax mini Evo」の楽しみ方
この前お出かけした先で撮った猫ちゃん。この写真はレンズエフェクトは「ノーマル」、フィルムエフェクトは「モノクロ」に設定して撮影しました。撮影した印象は、思ったより広く撮れることに驚き。
また、専用アプリ(mini Evo)を使えばフレーム付きの写真に、さらに背景の色をつけられるのでSNSにも撮った写真に合ったテイストで載せられるのではないかと思います。
ハーフカメラの様な撮影を
富士フイルムの別のチェキを持っていたのですが、「ハーフフレーム」機能は無かったので今回初めて撮影してみました。下の部分のお花にもかなり寄って撮影することができて感動です。
いつもフィルムのハーフカメラはよく使うので、それと同じ様な感覚で撮影することもできました。また、アプリでデータ化した写真も印象が変わり、とてもお気に入りです。
こうした背景色と被写体の色合いのバランスを考えながら組み合わせるのが、個人的にすごく楽しかったです!ポイントとしては被写体の色味と同系色でまとめると、統一感が出てグッとお洒落な印象になります。
何気なく撮った一瞬も、チェキのレンズ×フィルムエフェクト機能でより印象的になりました。
この写真はあえて暗さを際立たせる為に、明るさ設定は一番低くしています!ですが、光に反射しているテーブルの光も捉えていて(素晴らしい!)、ぼかし機能でさらに微睡んだ感じに。
「ぼかし」「キャンバス」は一見、真反対のような加工ですが、組み合わせると新たな発見もありました。
スマホに入っている写真を形に
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■フィルム:STONE GRAY
デジタルカメラで撮影した写真をチェキでデータ化してみました。
専用アプリでは、スマホに入っている写真をプリント・色フレーム付きの画像に作成できます。実際にデジタルカメラで撮影した写真をデータ化してみました。楽しい…
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■フィルム:STONE GRAY
チェキで撮影した実物の写真
また、プリントすれば友達に渡したりメッセージを書いて持ち歩いたり飾ってもいいなと思いました。プリントして驚いたのはその再現度です。黒潰れもしませんし、色合いもほぼ忠実にプリントされます。
今回STONE GRAYというフィルムでプリントしてみたのですが、シルバーで少し光沢感もあり、このフィルムを使う為にこのカメラが欲しくなりました(笑)。それくらい素敵。
フィルムカメラで撮影した写真もチェキに
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デジタルカメラの写真をプリント出来るなら、データ化してスマホに入れているフィルム写真もプリントしてみよう…ということで!前述している背景に色を設定してより印象的にしました。
デジタルのチェキの仕上がりは本当に滑らかで綺麗な感じでしたが、フィルム写真は粒子や色の出方のアプローチが異なるので、アナログな雰囲気が満載です。
フィルムカメラの写真をデータ化するなんて…と中には思う方もいるかもしれませんが、こういった写真の楽しみ方は写真の可能性や表現の幅を広げていると、私は思います!
最近フィルムカメラの写真をSNSにも載せている人は多いので、こういった形でプリントするのも良いなと感じました。
前に使っていたチェキカメラの写真や、あったらいいなと思うもの
ふと前に使っていたチェキカメラ、instax SQUARE SQ10で撮った画像もプリント出来るのかな…?と思い試してみました。SQ10はもともと正方形のみの撮影になりますが、今回のinstax mini Evoでちゃんとデータ化・プリントする事が出来ました。
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他のチェキで撮影したデータでもプリント出来るのはとても嬉しいです。
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また、instax mini Evoにはホットシューが付いているので、もう少しライティングして撮影したい場合は、こういった市販のLED照明を付けて撮影するのも良いなと思いました
まとめ
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今回はFUJIFILM instax mini Evoというチェキカメラで撮影・プリント・データ化をしてみました。
カメラ本体のレンズとフィルムエフェクトの機能だけではなく、アプリやアイテムを使うことでより無限大の楽しみ方があると実感しています!操作もシンプルなのでおすすめのチェキです。みなさんも是非試してみてください。
■写真家:国分真央
東京都出身/写真家。映像制作会社や写真事務所を経て独立。2020年に山梨県に移住し関東を中心に活動。美しい色合いと自然が溶け込む様な写真が特徴的であり、独特な色合いが特徴的な世界観を確立させている。書籍や広告写真、CDジャケット等活動は多岐に渡り、近年はフィルム写真での活動も幅広く活動中。