OM SYSTEM OM-1 Mark II & OM-5の高い操作性と最新機能を活かして街スナップ撮影という冒険に出かけよう!

礒村浩一
OM SYSTEM OM-1 Mark II & OM-5の高い操作性と最新機能を活かして街スナップ撮影という冒険に出かけよう!

本記事のOM-1 Mark IIでの街スナップ撮影の更なる学びになるように2024年9月21日(土)に礒村浩一氏を講師に迎え新宿周辺で撮影会を行います。当日はOM-1 Mark IIのお貸出も予定していますのでご興味のある方は文末の応募概要を是非ご覧ください。

いつでもどこでも楽しめる街スナップ撮影にトライしよう

たくさんある写真撮影のジャンルのなかのひとつであるスナップ撮影は、比較的いつどこでも取り組みやすい撮影ジャンルだ。基本的にはカメラとレンズが揃っていれば、屋外にカメラを持ち出して気が向くままにシャッターを切るだけでスナップ撮影を行うことができる。

そのなかでも街の光景を気ままに撮影する「街スナップ撮影」は、街並みの様子や特徴ある建物、そこを行き交う人々の活気など魅力的な被写体が多く、切り取り方次第でユニークな作品とすることができる撮影スタイルだ。街スナップ撮影は観光地などの人気のある街で行えばオシャレな雰囲気の作品にすることができるし、日常的な生活圏の街で撮影を行えば普段目にしている光景のなかでも、あらためて面白さを発見するきっかけにもなる。また撮影する季節、時間帯によっても街の表情が変わり、同じ街で撮影しても訪れるたびに異なった写真を撮ることができる楽しみもある。

そこで今回は街スナップ撮影を行うにあたって、基本的なカメラおよびレンズの組み合わせ方や、スナップ撮影に便利なカメラ設定、街歩き撮影での被写体の見つけ方などについて考えてみよう。

OMSYSTEM OM-1 Mark IIとOM-5の特徴とスナップ撮影に便利な機能

今回の撮影で使用するカメラはOM SYSTEMのミラーレス一眼カメラ「OM-1 Mark II」と「OM-5」だ。いずれもマイクロフォーサーズ規格を採用したカメラであり、有効画素数約2037万画素の4/3型裏面照射積層型 Live MOSセンサーを搭載している。

OM-1 Mark IIはより高速な連写性能や強力な手ぶれ補正性能、カメラ内で効果を発揮するライブND(NDフィルター)・ライブGND(ハーフNDフィルター)機能などを搭載したハイエンドクラスのカメラであり、OM-5は小型軽量なカメラでありながら高い基本性能を備えたミドルクラスのカメラだ。どちらのカメラも様々な撮影に適した画質と操作性を持っているので、スナップ撮影においても最適なカメラだといえる。

スナップ撮影(SnapShot)では語源といわれるSnap(素早い行動)という言葉が示す通りに、目にしたものを即撮影できる速写性能の高さがカメラに求められる。そこでここでまず、明るい屋外でも見やすいファインダーと背面モニターが搭載されている点を挙げよう。

OM SYSTEMのOM-1 Mark IIとOM-5に搭載されているEVF(電子ビューファインダー)には、OM-1 Mark IIは約576万ドット、OM-5では約236万ドットの高精細で明るいOLED(有機ELディスプレイ)が採用されている。いずれもファインダーの視野率はおよそ100%なので、実際に記録される撮影画像とファインダー内の映像との間に画角の変化が起きない。また背面モニターも輝度の高い3.0型液晶ディスプレイとなっており、明るい屋外においてもとても見やすく、ファインダーを使用せずに背面モニターに表示されたライブビュー映像を確認しながらの撮影であってもストレスなく行える。さらにバリアングル可動式モニターとなっていることから、ローアングルやハイアングルでの撮影であっても楽な姿勢で撮影することができる。

次にスナップ撮影時に求められる性能としては、正確かつ素早いAF性能だ。OM-1 Mark IIおよびOM-5に搭載されているAFシステムは、位相差式とコントラスト式を組み合わせたハイスピードイメージャーAFを採用。AF測距点全てがクロスタイプとなっており、被写体の色や柄の影響を受けにくくなっている。またOM-1 Mark IIではAI被写体認識AFに人物認識が追加されたことで、人物を入れたスナップ撮影時においても、人物を追尾しながらのAF撮影の精度がより向上されているなど、速写撮影に非常に効果的なものとなっている。

スナップ撮影時における筆者が考えるAF設定は、1ショットごとに測距を行うS-AF(シングルAF)を基本とし、必要に応じて小刻みにシャッターボタンを押してAFを合わせ直すスタイルだ。動きのある被写体をAFで追尾するC-AF(コンティニュアスAF)も有効な設定だが、予測が難しい動きをするさまざまな物が画面を横切る街中でのスナップ撮影では、無用なAF追尾がなされることも少なくなく、それを避けるためにもS-AFで都度フォーカスを合わせる手法の方が、経験上確実性が高くなると考えている。

なおAF測距点の設定は、シャッターチャンスに集中したい場合は測距点の選択をカメラ任せとする「ALLターゲット」に、任意の箇所を選択したい場合は、Singleターゲットに加えて上下左右に測距点を拡張する十字形の「Crossターゲット」に設定するとよいだろう。1点のみを厳密に被写体に合わせるSingleターゲットよりも、フォーカスを合わせたい被写体に対して直感的かつアバウトに合わせることができるので、スナップ撮影のような速写する撮影スタイルに向いているAFターゲットといえる。

スナップ撮影において、カメラを安定させ保持することができるホールド性は重要なファクターだ。気になる被写体を見つけ反射的に撮影を行いたいと思った時に、迷うことなくカメラを構え安定したホールド状態でシャッターボタンを押すためにはしっかりとしたグリップが備えられていることが望ましい。ハイエンドクラスとなるOM-1 Mark IIには極めてホールド性の高いおおきなグリップが備えられているので、たとえ片手のみで手にしたとしても安全にカメラを構えることができる。また小型軽量を前面に出し設計されているOM-5にも、右手前部には最小限でありながら、しっかりとホールドすることができるようにグリップが備えられており、横位置撮影時のみならず縦位置撮影時においても安定した撮影を行うことができる。

OM-1、OM-1 Mark IIおよびOM-5にはカメラ内にてNDフィルターを使用した際の効果を発揮させることができるライブND機能が搭載されている。これは通常レンズの前に装着してカメラで取り込む光の量を制限するためのNDフィルターと同様の効果を擬似的に発生させることができる機能である。OM-1ではND2~ND64の6段階、OM-1 Mark IIではND2~ND128の7段階、OM-5ではND2~ND16の4段階の減光効果を得ることができる。一般的にNDフィルターは風景撮影などでのスローシャッター撮影に利用することが多いのだが、実は街スナップ撮影においても効果的に利用することができるのである。なおライブNDはシャッター優先・マニュアル撮影モードにて使用できる。

街スナップ撮影においてNDフィルターの効果を得たいシーンは、風景撮影と同じくスローシャッター撮影を行う場合だ。たとえば街の中を走るクルマの流れや、そこを歩く人々を、ライブNDの減光効果を併用することでスローシャッターとし、ぶらし撮影することで、街の光景のなかに動きを表現することもできる。また近年になりより気をつけなければならなくなっている、スナップ撮影写真における第三者となる人物の顔など個人情報を判別しにくくする為にも、スローシャッター効果によるぶれを活かすことで効果的な手法とすることもできる。

なおスローシャッター撮影では手持ち撮影において手ぶれが発生しやすくなるので注意することが必要だ。その際にはカメラに搭載されている手ぶれ補正機能を有効にすることで、手ぶれを抑止することができる。OM SYSTEMに搭載されている手ぶれ補正機能はとても強力なので、手持ちでのスローシャッター撮影においてもとても有利となる。

これは街中の様子を、左はシャッタースピード1/40秒で撮影、右はライブND機能を併用して0.8秒のスローシャッターで撮影したものだ。通常スローシャッター撮影を行うには「ISO感度を下げる、絞りをより絞る」ことで露光時の感度と光量を抑えるのだが、デジタルカメラのISO感度には低感度にできる限界があり、また絞りを極端に絞り込んでしまうと小絞り現象と呼ばれる光学現象によりレンズの解像力が低下してしまう制限が発生してしまう。そこでライブNDを併用することにより、通常では抑えきれない足りない減光量を、相対的に補うことでスローシャッター撮影の効果を得ることができるのだ。

OM-1 Mark IIのライブND設定画面。ライブND機能を併用して撮影するには、設定画面から使用したいND段数を選択したうえで、ライブND撮影をONにする。この際にLVシミュレーションをONにすると、ライブビュー画面にスローシャッターで撮影する際の効果を確認しながら撮影することができるのだが、これは通常三脚にカメラを固定しての撮影時を想定してのものなので、手持ちでのスナップ撮影においてはOFFにしておいた方が画面は見やすい。

ライブNDの起動は設定メニューの「ボタン機能設定」からカメラの任意のFnボタンに割り当てることができる。これを利用すればファインダーを覗きながらでもFnボタンを押すだけで瞬時にライブNDのON/OFFを切り替えることができる。(例:ISOボタンにライブND機能を割り当て)

スナップ撮影におすすめのレンズ組み合わせ

スナップ撮影におけるレンズ選びにはいくつかの選択肢がある。一般的なスナップ撮影において被写体となりやすいものは、概ね中距離から近距離にあるものとなるだろう。これらをカメラの画角に収めるならば自ずと標準域から広角域の画角となる焦点距離を持つレンズを中心に選択することとなる。

●標準ズームレンズとの組み合わせ
35mm判換算で24mm程度の広角域から80mm前後の中望遠域の画角を一本でカバーする標準ズームレンズは、あらゆる被写体に対応できる基本的なレンズだ。スナップ撮影においても状況に応じて瞬時に焦点距離を変化させることで適切な画角での撮影ができる。

OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO IIの組み合わせ。35mm判換算24mm~80mm相当となり、使用頻度の高い画角域でとても扱いやすい。開放絞り値F2.8のズームレンズとしては明るいレンズなので、明るさが限られた状況での撮影でもISO感度を上げずにシャッタースピードを極力遅くすることなく撮影できるメリットがある。
OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROの組み合わせ。35mm判換算24mm~90mm相当の扱いやすい画角であると同時に、開放絞り値をF4.0に抑えていることで、軽量かつ小型なズームレンズとなっておりスナップ撮影においては、持ち歩きにとても適した組み合わせとなる。
OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROの組み合わせ。35mm判換算24mm~200mm相当となり、広角から望遠までをカバーする高倍率ズームレンズだ。スナップ撮影において近距離から遠距離までのほとんどの被写体をこのレンズ一本で撮影することができる。ただ質量は標準ズームレンズとしては重めの561gなので、カメラを長時間持ち歩くスナップ撮影においては慣れが必要だろう。

●広角ズームレンズとの組み合わせ

OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 IIの組み合わせ。35mm判換算18mm~36mm相当となり、広角域の画角をカバーするズームレンズ。とても小型で軽量なカメラセットとしてスナップ撮影においてとても持ち歩きやすく、また画角も扱いやすいズームレンズだ。さらに撮影を行わないときは沈胴機構によりレンズ筐体をより短くし収納することができる。

●単焦点レンズとの組み合わせ
OM SYSTEMのマイクロフォーサーズ用交換レンズには、高品質な単焦点レンズも多くラインナップされている。その中にはスナップ撮影に最適なレンズも用意されているので、ここでは筆者の考えるお勧め単焦点レンズをいくつか紹介しよう。単焦点レンズはズームレンズとは違い、焦点距離と画角が固定されるので撮影者自らが被写体との最適な距離を見計らって撮影する必要がある。最初のうちは戸惑いもあるだろうが、それに慣れるころにはスナップ撮影における構図構成は、より洗練されていることに違いない。

OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0の組み合わせ。35mm判換算24mm相当となる単焦点広角レンズ。とてもコンパクトなサイズでありながら開放絞り値はF2.0と明るく少ない光量下での撮影でも力を発揮する。マニュアルフォーカスに切り替えることで有効となる「スナップショットフォーカス機構」が搭載されており、あらかじめ設定しておいた距離へフォーカス位置を瞬時に移動させることができる。これと設定絞り値との組み合わせにより得られる被写界深度を利用したパンフォーカス撮影も可能だ。
OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8の組み合わせ。35mm判換算34mm相当となる単焦点準標準レンズ。固定された画角は人が目にする日常的な画角に近いことから、スナップ撮影においてはとても自然な距離感の写真を撮影することができる。このレンズの画角に馴染んでしまえば、これ一本のみでもスナップ撮影を楽しめるほどだ。「スナップショットフォーカス機構」搭載。
OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8の組み合わせ。35mm判換算50mm相当となる単焦点標準レンズ。50mm相当の画角は、撮影者の使い方次第で、被写体から少し離れれば広角的な画角表現に、一歩近づけば望遠的な画角表現とすることができる。まさに固定画角での構図構成を学ぶためにも重要なレンズだといえる。
OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8の組み合わせ。35mm判換算90mm相当となる単焦点中望遠レンズ。人物ポートレート撮影に人気のレンズだがスナップ撮影では狭めの画角を活かして、心象的な被写体クローズアップ撮影に用いると効果的だ。またF1.8の明るい開放絞り値による浅い被写界深度を活かすことで、柔らかな前・後ろぼけ効果を生み出すこともできるレンズだ。

街並みをすみずみまで歩き観察して気になるものを見つけよう

街スナップ撮影は何より街を歩くことから始まる。日常生活を過ごす街で被写体を探しながらブラブラするのも楽しいものだ。ただ、これから街スナップ撮影を始めようという方だと、漠然とした意識のまま街を歩き回るだけでは、被写体となるような光景を見出すことはなかなか難しいだろう。

そこでお勧めしたいのは、意識的に撮影することを前提とし特定の街に訪れ、まずは無理なく歩けそうな一定の範囲を決めたうえで、そのなかで可能な限りゆっくりと歩きながら被写体となるものを探す方法だ。それでも最初のうちは道を辿ることに気を取られてしまい、うまく被写体となるものを見つけるのはなかなか難しいことだろう。また、たとえ見つけることができたとしても、街中でカメラのファインダーを覗きシャッターを切るという行為に躊躇してしまうかもしれない。それでも時間をかけて同じ場所を二度三度と繰り返し歩き続けることで、いつしか街角で出会う面白いものが気になって仕方がなくなってくることだろう。

ただ、それでもまだカメラを向けて撮影を行うことに抵抗が薄れないこともある。そのような場合は、まずはカメラのファインダーは覗かずに背面モニターのライブビュー画像を見ながらシャッターを切るといった方法を試してみてほしい。この方法であれば意外なほど抵抗感が薄まり、また周りの目を必要以上に気にすることなくシャッターを切ることができるはずだ。

ただやはり、最初のうちは思ったように被写体がきちんと画角のなかに収められていなかったり、構図の配分が満足できなかったりすることもあるだろう。しかしそこに気が付くことさえできれば、あとは繰り返し撮影を行いながら修正していけば良いだけなので心配はいらない。きっといつの間にか、カメラを向けてシャッターを切ることへの抵抗感も無くなり、より積極的に街スナップを楽しめている自分の姿に気が付くことだろう。

構図は大胆に、情報は最少に整理して画面構成しよう

街中でのスナップ撮影では、立ち並ぶ建物やお店の看板、行き交うクルマや人々の姿など、自ずと写真のなかにその場の情報が多く含まれることになる。撮影者にとってはそれらの情報は貴重なものであるため、つい一つでも多くの情報を写真に詰め込もうとしてしまう訳だが、しかしスナップ撮影の作品を目にする側からすると、不必要な情報は主題を理解するのに邪魔にしかならない。

そこで気をつけたいのは、写真内の情報は極力最小限に抑えたうえで、構図は緩急を感じられるような大胆な構成とすることだ。そうすることで、撮影者が面白いと思ったポイントを、明確かつダイナミックに見る者へ伝えることが出来る。スナップ撮影においては、饒舌さよりもシンプルでわかりやすい写真とすることが重要だ。

新宿の街を歩きながらぶらぶら撮影

ここでは実際に東京・新宿の街を、OM-1 Mark IIとOM-5を手にして撮影した作品を掲載する。日中の数時間、あらかじめ想定したエリアのなかを、表通りから裏通りまで歩きながら撮影を行った。撮影は8月上旬の酷暑のなかであったため、適時水分を摂りながら休みつつゆっくりと歩く必要があった。スナップ撮影においては無理をせずに、体調に合わせた余裕ある行動が大切だ。

■使用機材:OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II(19mm)
■撮影環境:F6.3 1/30秒 ISO200 絞り優先オート WBオート 仕上がりモードNatural S-AF+MF 単写 S-IS AUTO
■使用機材:OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II(25mm)
■撮影環境:F6.3 1/60秒 ISO200 絞り優先オート +0.3EV WBオート 仕上がりモードNatural S-AF+MF 単写 S-IS AUTO
■使用機材:OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II(15mm)
■撮影環境:F5.0 1/40秒 ISO200 絞り優先オート WBオート 仕上がりモードNatural S-AF+MF 単写 S-IS AUTO
■使用機材:OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II(14mm)
■撮影環境:F5.0 1/500秒 ISO200 絞り優先オート WBオート 仕上がりモードNatural S-AF+MF 単写 S-IS AUTO
■使用機材:OM-5 + M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 II(9mm)
■撮影環境:F22 1/8秒 ISO64 絞り優先オート +0.7EV WBオート 仕上がりモードNatural S-AF+MF 単写 S-IS AUTO
■使用機材:OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II(12mm)
■撮影環境:F2.8 1/125秒 ISO100 絞り優先オート WBオート 仕上がりモードNatural S-AF 単写 S-IS AUTO
■使用機材:OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II(12mm)
■撮影環境:F2.8 1/250秒 ISO100 絞り優先オート WBオート 仕上がりモードNatural S-AF+MF 単写 S-IS AUTO
■使用機材:OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II(12mm)
■撮影環境:F2.8 1/200秒 ISO100 絞り優先オート WBオート 仕上がりモードNatural S-AF+MF 単写 S-IS AUTO
■使用機材:OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II(12mm)
■撮影環境:F4.0 1/100秒 ISO100 絞り優先オート -0.3EV WBオート 仕上がりモードNatural S-AF+MF 単写 S-IS AUTO
■使用機材:OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II(12mm)
■撮影環境:F4.0 1/60秒 ISO100 絞り優先オート +0.3EV WBオート 仕上がりモードNatural S-AF+MF 単写 S-IS AUTO
■使用機材:OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II(12mm)
■撮影環境:F22 1/15秒 ISO100 絞り優先オート +0.7EV WBオート 仕上がりモード ドラマチックトーンII S-AF+MF 単写 S-IS AUTO
■使用機材:OM-5 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8(17mm)
■撮影環境:F16 1/13秒 ISO200 絞り優先オート +1EV WBオート 仕上がりモードNatural S-AF 単写 S-IS AUTO
■使用機材:OM-5 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8(17mm)
■撮影環境:F5.6 1/15秒 ISO200 絞り優先オート +1EV WBオート 仕上がりモードNatural S-AF 単写 S-IS AUTO
■使用機材:OM-5 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8(17mm)
■撮影環境:F5.6 1/125秒 ISO200 絞り優先オート +1EV WBオート 仕上がりモードNatural S-AF 単写 S-IS AUTO
■使用機材:OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 II(18mm)
■撮影環境:F5.6 1/4秒 ISO100 マニュアルモード WBオート 仕上がりモードNatural S-AF+MF 静音+単写 S-IS AUTO ライブND32
■使用機材:OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 II(9mm)
■撮影環境:F7.1 1/50秒 ISO100 マニュアルモード WBオート 仕上がりモードNatural S-AF+MF 単写 S-IS AUTO
■使用機材:OM-5 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0(12mm)
■撮影環境:F5.6 1/30秒 ISO200 絞り優先オート +0.3EV WBオート 仕上がりモードNatural S-AF 単写 S-IS AUTO
■使用機材:OM-5 + M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8(25mm)
■撮影環境:F5.6 1/160秒 ISO200 絞り優先オート +0.7EV WBオート 仕上がりモードNatural S-AF 単写 S-IS AUTO
■使用機材:OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8(45mm)
■撮影環境:F11 1/50秒 ISO100 マニュアルモード WBオート 仕上がりモードNatural S-AF+MF 単写 S-IS AUTO
■使用機材:OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II(15mm)
■撮影環境:F5.6 1/160秒 ISO100 絞り優先オート WBオート 仕上がりモードNatural S-AF+MF 単写 S-IS AUTO
■使用機材:OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0(12mm)
■撮影環境:F5.6 1/400秒 ISO100 絞り優先オート -0.3EV WBオート 仕上がりモードNatural S-AF+MF 単写 S-IS AUTO
■使用機材:OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II(21mm)
■撮影環境:F5.6 1/200秒 ISO100 絞り優先オート -0.7EV WBオート 仕上がりモードラフモノクロームII S-AF+MF 単写 S-IS AUTO
■使用機材:OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II(14mm)
■撮影環境:F16 0.8秒 ISO100 シャッター優先オート +0.3EV WBオート 仕上がりNatural S-AF+MF 静音+単写 S-IS AUTO ライブND32
■使用機材:OM-5 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0(12mm)
■撮影環境:F5.6 1/200秒 ISO200 絞り優先オート +1EV WBオート 仕上がりモードNatural S-AF 単写 S-IS AUTO
■使用機材:OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II(17mm)
■撮影環境:F2.8 1/40秒 ISO100 絞り優先オート +0.3EV WBオート 仕上がりNatural S-AF+MF 単写 S-IS AUTO

街スナップ撮影はダンジョン攻略のつもりで楽しみながら

スナップ撮影はさまざまな撮影につながる基本の撮影だとも言われているほど、多くの要素が必要となる撮影だ。撮影場所決めから被写体探し、構図の構成、カメラ・レンズのセレクトなどを状況に合わせて自在に選択しながら撮影を行う。

初めのうちはついつい色々なことを考えてしまい、カメラ・レンズの種類を多めに持ち歩いたり、歩きながら目についたものを片端から撮影したりと、欲張ってしまうことで歩き疲れてしまうかもしれないが、何度か街スナップ撮影の回数を重ねていくうちに、きっと自分ならではの撮影スタイルが見えてくるはずだ。そうなれば持ち運ぶ機材の量も最小限となり、より身軽に動くことができるようになり、それにより被写体探しにも余裕が生まれてくることだろう。

街スナップ撮影を繰り返していくことで、心持ちもその域に達することができれば、きっともっともっと楽しみながら撮影を進めることができるはずだ。街という魅力に溢れたリアル世界のダンジョンとも言える空間で、あたかも宝探しを続ける冒険者のような気持ちで、ぜひとも隅々まで探索しながらスナップ撮影というミッションを楽しんでいただきたい。

いざ行かん、冒険の旅へ!!

 

 

■写真家:礒村浩一
広告写真撮影を中心に製品・ファッションフォト等幅広く撮影。著名人/女性ポートレート撮影も多数行う。デジタルカメラ黎明期よりカメラ・レンズレビューや撮影テクニックに関する記事をカメラ専門誌に寄稿/カメラ・レンズメーカーへ作品を提供。国境離島をはじめ日本各地を取材し写真&ルポを発表。全国にて撮影セミナーも開催。カメラグランプリ2016,2017外部選考委員・EIZO公認ColorEdge Ambassador・(公社)日本写真家協会正会員

 

OM-1 Mark IIでの街スナップ撮影会のご案内|講師:礒村浩一氏

本記事で紹介した撮影方法やカメラ設定の更なる学びになるように、2024年9月21日(土)に礒村浩一氏を講師にお招きし新宿周辺で街スナップ撮影会を行います。当日はOM SYSTEM様にもご協力頂きOM-1 Mark II及びレンズのお貸出しも予定してますので是非ご参加ください。

撮影会概要

・開催日時:2024年9月21日(土)10:30~16:00
・集合場所:新宿 北村写真機店 地図はこちら
・講師:礒村浩一氏
・内容:前半は新宿周辺で街スナップを行い後半は新宿 北村写真機店で講評会を行います。
・撮影機材:OM SYSTEMのカメラで撮影会を行います。お持ちでない方にはOM-1 Mark II及びレンズをお貸出しします。
・参加費用:5,000円(税込)
・申込期間:2024年8月14日(水)~9月6日(金)
・参加人数:先着10名
・機材協力:OM SYSTEM様

※講評会の記事を後日ShaShaで掲載する予定です。お名前はニックネームで掲載し、お顔掲載NGの方は講評に使用した作品のみ掲載させて頂きます。ご参考の記事はこちらからご覧いただけます。

申し込みはコチラ

 

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