概要

ソニーからフルサイズミラーレス一眼カメラ「α1 II」を2024年12月13日に発売するとアナウンスがありました。2021年に発売され、プロの写真家から高い評価を得てきたフラッグシップ機「α1」の第二世代となり、使い手に合わせてさらにブラッシュアップされた機種になっています。

有効約5010万画素の高解像、最高30コマ/秒の高速連写、最新のAIプロセッシングユニットの搭載によるAF性能の進化、質量約743gの小型軽量ボディなど、ソニーの最先端の技術を凝縮したフラッグシップ機です。

α1との比較

	α1 II	α1
発売日	2024年12月13日	2021年3月19日
有効画素数	静止画時: 最大約5010万画素、動画時: 最大約4200万画素	約5010万画素
CMOSセンサー	Exmor RS	Exmor RS
画像処理エンジン	BIONZ XR	BIONZ XR
ISO感度	静止画撮影時: ISO100-32000 (拡張: 下限ISO50、上限ISO102400) 動画撮影時: ISO100-32000相当	静止画撮影時: ISO100-32000 (拡張: 下限ISO50、上限ISO102400) 動画撮影時: ISO100-32000相当
検出方式	ファストハイブリッドAF (位相差検出方式 / コントラスト検出方式)	ファストハイブリッドAF (位相差検出方式 / コントラスト検出方式)
測距輝度範囲	EV-4～20	EV-4～20
リアルタイム認識AF	オート、人物、動物、鳥、昆虫、車、列車、飛行機	人物、動物、鳥
動画機能	8K 30P、4K 120／60p、フルHD 120／60p	8K 30P、4K 120／60p、フルHD 120／60p
スロット	SLOT1：SD (UHS-I/II対応)カード、CFexpress Type Aカード用マルチスロット、SLOT2：SD (UHS-I/II対応)カード、CFexpress Type Aカード用マルチスロット	SLOT1：SD (UHS-I/II対応)カード、CFexpress Type Aカード用マルチスロット、SLOT2：SD (UHS-I/II対応)カード、CFexpress Type Aカード用マルチスロット
ファインダー	1.6cm(0.64型)電子式ビューファインダー (Quad-XGA OLED)	1.6cm(0.64型)電子式ビューファインダー (Quad-XGA OLED)
液晶モニター	3.2型210万ドット4軸マルチアングル式	3.0型約144万ドットチルト可動式
手ブレ補正	イメージセンサーシフト方式5軸補正 中央8.5段・周辺7.0段	イメージセンサーシフト方式5軸補正 5.5段
USB端子	USB Type-C	USB Type-C
バッテリー	NP-FZ100	NP-FZ100
質量(g)(バッテリーとメモリカードを含む)	約743g	約737g
外形寸法 (幅 × 高さ × 奥行)	約136.1 × 96.9 × 82.9mm、約136.1 × 96.9 × 72.8mm (グリップからモニターまで)	約128.9 × 96.9 × 80.8mm、約128.9 × 96.9 × 69.7mm (グリップからモニターまで)

さらに強化した高解像とスピード性能

有効約5010万画素のメモリー内蔵フルサイズ積層型CMOSセンサーExmor RS（エクスモア アールエス）と最新の画像処理エンジンBIONZ XR（ビオンズ エックスアール）の組み合わせにより高い描写性能を実現し、APS-C画角にクロップした際でも約2100万画素の高解像の画像を撮影できます。ブラックアウトフリーでのAF/AE追従最高30コマ/秒の高速連写中も、最大120回/秒のAF/AE演算により複雑な動きに追随します。また最大1秒前までさかのぼって撮影が可能なプリ撮影機能も搭載しています。

最先端のAIプロセッシングユニットにより、リアルタイム認識AFが進化。従来機の人物、動物、鳥から、昆虫、飛行機、車などの乗り物を加えました。従来機は人物の目と顔からのみだった認識を、骨格情報を使って動きを高精度に認識できるようになったほか、オートモードを新たに追加し、対象を自動的に切り替えることが可能になっています。

またボディ単体で中央8.5段、周辺7.0段分の補正効果をもつ5軸ボディ内手ブレ補正も搭載し、手持ちでも高解像な撮影をサポートしてくれます。

歪みやノイズを低減したクリアな画像

アンチディストーションシャッターによる歪みを抑えた撮影が可能になっており、プロの写真家から要望の多い中高感度のノイズ低減もチューニングにより向上。よりクリアな画作りが期待できます。

より自由度が高くなった液晶モニター

3.2型の液晶モニターは、自在に角度を調整できる4軸のマルチアングル。「α1」からシャッターボタン、カスタムボタンの位置などを改善しているため、撮影の自由度をより高めるでしょう。また、縦位置用のグリップ『VG-C5（別売り）』で長時間の撮影もサポートできるシステムになっています。

即納性の高いワークフロー

新たに2.5GBASE-Tに対応し、撮影後のデータを速やかに納品することが可能。さらに、5G対応ポータブルデータトランスミッター『PDT-FP1（別売り）』との組み合わせで、撮影データを安定した5G高速通信で伝送することができ、プロの写真家の業務効率を引き上げます。

ダイナミックアクティブモードで動画撮影も安定

新たに対応した手ブレ補正モード「ダイナミックアクティブ」により、安定した動画撮影が可能。8K30P、4K120Pの記録に対応します。

撮影をサポートする快適な操作性

グリップは、長時間撮影でも疲れにくく操作しやすいエルゴノミクスデザインでホールド性が高まっています。別売の縦位置グリップ『VG-C5』と組み合わせることで、縦位置撮影時にも共通の操作性とホールド性を実現し、長時間の撮影をサポート。シャッターボタンは、グリップを握りこんでも自然な角度でボタンを押せるように設計してあります。

アイピースカップFDA-EP21

同梱のアイピースカップFDA-EP21は、別売りでも入手できます。（2024年12月20日発売）

α1 II 発売記念キャンペーン　2024年11月26日～2025年1月14日

α1 II 発売記念キャンペーンでは、キャンペーン期間内に対象カメラとレンズを同時購入し、応募期間内に不備なくご応募されたお客様に対象商品ごとに定めた金額がもれなくキャッシュバックされます。詳しくはソニーHPの「α1 II 発売記念キャンペーン」ページをご覧ください。

α1 II 先行体験 動画レポート

αスペシャルイベントにてソニーの新作カメラ「α1 II」を先行体験してきました。ソニーの第2世代目フラッグシップカメラα1 II。ボディの形状の変更やAIプロセッシングユニットの搭載。プリ撮影などを試してみたのでぜひ参考にしてみてください。